【鬼滅の刃】新しい隣人は、私の推しでした。

第41話 ストーカー(確) ページ46

叫んだ私はくるりと後ろを向いて走った
すなわち、ストーカー(仮)さんの横を走り抜ける形である


これでもしストーカーさんだったら追いかけてくるだろうし、全く普通の一般人だったらすれ違って終わり。私は少し恥ずかしい女としてその人の脳裏に5秒ほど焼き付くだけだ




ﾊﾞｯ




男の人とすれ違い、私は走り続ける
もう大丈夫かな、そう思い振り返った



ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ



案の定、と言ったところなのだろうか
矢張り男の人は私を追いかけてきていた
陸上経験者なのかとてつもなく速い。

というかこのまま追いつかれたらどうなるの？？
ふと、電車の中での痴漢の出来事が頭の中をよぎり背筋が凍った




嫌だ…嫌だ！！！！！！





あの悪夢はもう二度と繰り返したくない。
そう思いながらも必死に走った
ひとまず駅に戻れば誰かがいる。助けてもらえる。








でも、神様は私には味方してくれてないみたいです。






ﾎﾟｷｯ


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