【鬼滅の刃】新しい隣人は、私の推しでした。

第23話 ぐらつく視界 ページ26

歩みを進めるごとに視界がぐらつく



世界が回り、自分がどこを歩いているのかも分からない





朧気な視界の中、できるだけ壁伝いで歩いていた



「あっ」





壁が、消えた





歩いていたから壁が終わっただけなのだが、そんなことを考えられる余裕はなかった





ｽﾞｼｬｱ、と無様に転ぶ
普通に立っていても辛かったのに、急に高低が変わったことで頭のぐらぐらが増大した


「はぁっ、はぁっ」




立て、ない





誰か助けてくれないかと辺りを見回すも、ここら一帯は人通りが少ない
もしここを人が通るとすれば、帰宅する人くらいだろうか…

人の助けは望めない、か。





地面に這いつくばっていれば少し気持ち悪さが引いた
立つのも辛い、そんな体力残ってない





もう、このままでいいかな





涙で滲む世界に別れを告げ、そっと目をつぶった時だった







『竈門さん！？！？大丈夫ですか！？』






君が来たのは。
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なんか、「ズシャア」って擬音語使うとすんごい痛そうな転び方したんだなって思えますよねw
もし私が倒れている炭治郎を見つけたら、拾って餌付けして(というかさせてもらって)死ぬまで一緒に暮らしますよ(真顔)
リアル植物図鑑ナリ！！！！

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