隣の席の、キムテヒョンくん。 (ページ4)

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4話。ページ4

ASide

「.....え、あ、...」

大勢の男の人に囲まれる。今までこんな経験したことないからめちゃくちゃびびった。

「...っ、キム...」

近くにいたキムの袖を握る。そうでもしないと、この場から逃げそうなくらい怖い。

SG「誰？」

真正面にいた銀髪の人がそう言った。なんとなく他の人達に比べて小さいような気がする。

大学生くらいかな？

「...あー、はじめまして...。Aって言います。キムくんとジミンくんにはいつもお世話になってます...」

TH「Aはね、日本人なんだ！すごい可愛いでしょ？the・日本人って感じだよね～。英語と国語は得意だけど、数学と社会はいっつも順位が下から数えた方がはやい！」

JM「その情報言わなくていいから！...あとあんまりAにベタベタしないで。」

RM「へ～、高校生なんだ！よろしくね」

SG「日本人？だっけ。...可愛いな。」

HS「すごい美人さんだね！...あれ、マネージャー志望？それともラップグループ志望？」

「...いや、2人に言われて来てみただけで...まだ何も考えてないので...」

すごい質問攻めに頷きながら頭を回す。誰だ、この人達は誰だ？

今の話からして、キムとジミンの先輩？すご、イケメン揃いじゃん。

JI「すごい！こんな若い女の子が僕らのところに来てくれるなんて...あ、でも手出ししたら犯罪か」

ちょっと、なんの話ですか。

この人達結構やばい集団じゃん。

JK「A先輩は」

え、

JK「A先輩は、僕らの所になんか留まらないです。ヒョン達には絶対邪魔させないです。」

JK「...僕の恋も、先輩の行動も」

は？

何、どういうこと？ジョングクくんとは会ったことないのに。私のこと知らないはずなのに。

なのに、ジョングクくんは私の腕を掴んでスタジオを出た。