君へ晴れ＿＿特別編 (ページ23)

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鳥ページ23

ｸｻﾞﾝ「久しぶりじゃないのｫ＂不死鳥マルコ＂

...案外来るの早いな」

ﾏﾙｺ「そりゃ大事な末っ子が見つかったんだ

飛んでくるに決まってるよい

あんま礼は言いたくはないが、

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿…ありがとうよい」

ｸｻﾞﾝ「このくらいお易い御用よ

今のAちゃんに誰が必要か、考えた結果っ訳よｫ」

・

ﾏﾙｺ「A」

『ﾋｸﾞｯ…んｯ…？』

ﾏﾙｺ「久しぶりだな

ちゃんと飯食ってたか？」

『！ …マ…ルコ？』

ﾏﾙｺ「悪いな遅くなっちまったよい」

マルコは優しくAの溢れ落ちる涙を拭った

『どうして…ここに、？』

ﾏﾙｺ「Aが居るって聞いてよ飛んできたよい

…ったく今度どっかいったら怒るって言ったろ」

『ぅ…んｯ…ごめんな"ざい"

もう"…いっがいだげ…エース"にｯ…

エース"にｯ…会いだがっだ…の"…ごめんな"ざいｯ…』

ﾏﾙｺ「…そう…だよな

分かったから泣くなよい」

マルコはAを抱きしめ子供をあやす様に

背中を優しく叩いた

ﾏﾙｺ「エースもAに会えて嬉しかっただろうよい」

『う"んｯ…

僕…ｯエースの分…まで幸せになる"っで…決めだ、から』

ﾏﾙｺ「あぁエースのためにもな偉いよい

俺にも手伝わせてくれ Aが幸せになる

(Aを不幸にするやつは潰してやるよい)」

＂ｴｰｽ「俺に何かあったら Aの事頼む。」＂

『マルコ"ｯ…もう＂大丈夫＂だよ

だから＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

マルコも…ｯ…マルコの、したいこと…ｯして

生きて欲しいｯ…幸せになって、欲しい…ｯ』

Aは自身で涙を拭った

そして真っ直ぐな目でマルコを見つめた

マルコはいつも僕に優しい

きっと＂兄＂として僕の面倒を見ようとしてくれる

＂ありがとう＂

『もう、僕は、手のかかる末っ子じゃないから…』

ﾏﾙｺ「俺は兄として Aの事を見てたわけじゃねェよい」

『え…っと、』

マルコとの会話でいつの間にか泣き止んでいた

ﾏﾙｺ「俺はAの幸せを＂一人の男＂として

願ってるんだよい」

『マル…コ？』

Aは疎いだからきっとこの言葉の意味は分からないだろう

そんな事を思いつつマルコは笑った

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