なにそれウケる

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年中無休。


まさにこの言葉が相応しいであろう。




「もしもし。降谷さん。今お電話大丈夫でしょうか」


[今日は20:00までポアロでバイトだ。余程のことじゃなければ切るぞ。]


「はい。上から降谷さんに伝えろと頼まれまして。最近、米花町で事件が起きた際、工藤新一とは別の高校生の女の子が捜査に参加している事が分かったそうです。その女の子に接触してくれとのことです。」


[なるほどな。特徴は。]


「帝丹高校に通う2年生で、金髪のロングの髪の毛で、普段からメイクをしているので派手な方です。ピアスが右耳に4個、左耳に2個開いていて、制服でもネックレスやブレスレットを着用しているそうです。」



[…悪い。俺は忙しいから風見に頼もう。]



「え、？あ、はい分かりました。あ、彼女の名前は佐藤Aです。」


[…風見。驚くなよ。]


「はい？」


[今ポアロに来て梓さんとおしゃべりしてるよその子。]


「す、すぐに行きます！！」




上司から今すぐこいと言われたと捉えた真面目君は直ぐに車を走らせ、

喫茶ポアロへとむかった。





「あ、おい風見、…切れたか…」





お前が思ってるよりも迫力あるぞ、と言いたかった上司は向かっているであろう部下に静かに謝罪するのでした。

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