なにそれウケる

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『めっちゃにてるよやっば』


「親戚だからね！！」


『ガチで？めっちゃ匂いとか同じなんだけど、』


「ぼくわかんなぁい」





小学生につめよるギャル。

他の人が見たら通報されるであろうこの状況で、なぜ誰も助けないのか。





「コナンくんだよ！新一お兄さんじゃないよ！」

『だってさぁ哀ちゃん、ほんとに似てんの！』





この場にいるのが元高校生と現役高校生だけだからである。



(やべぇぞ灰原。こいつほんとに勘が鋭いからまずいぞ。)


(知らないわよ。そもそもあなたが彼女を嗅ぎ回るからでしょ？)


(安室さん達が探ってたから気になったんだよ！！)



『とりま、ウチくる？』



は？？


彼女から逃げようと必死なふたりがぽかんとしてる中、だるそうにしている当の本人。



『あちぃし、つかうち来て。しんいちってひとみせてあげる。』


ガチ似てるかんね？

いかにもな喋り方だが、2人は彼女の嗅覚がどれほど優れているのか知っているため変に嘘がつけない。


と言うよりさっきまでの嘘は既にバレているかもしれないとソワソワしていた。




『まぁ別に来なくてもいいんだけどさぁ、なんでうちに嘘ついちゃうの？親戚っつーのも丸っきるうそじゃん、なめてんの？』


「なめてるわけじゃないデス」


『嘘つく子は泥棒の始まりだってママ言ってたよ？知らないの？』


「ゴモットモデス」



『だいたい知らない人に自分からついてくのだって危ないし、探られるのもうちめっちゃイヤなんだけど。』


「本当にすみませんでした。」






(Aさん。この人工藤新一よ。)

(灰原てめぇ裏切ったな！？)

(まじ！？若返りとかすげぇな！！)

(もうお前帰れよ…)

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