なにそれウケる

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「最悪Aこないわね…」

「リノちゃん何か聞いてない？」

「あーなんかえふびーあい？がどーたらとか。」



「「は？？」」




と、まぁこんなやりとりが数時間前の休み時間。

そして今は夕方。

ギャルがFBIと関わりがあると言うことを蘭から聞いてしまった新一。



沖矢昴…もとい赤井秀一を問い詰めている。



「どういうこと？Aと知り合いなの？」



「まぁ、ロスで少しな。」

「ますます意味わかんないあのクソギャルロスにいたの？」

「ひどいな坊や」





「まぁ、事件を一緒に解決した仲間だよ。」


そう話す赤井は随分優しい顔をしていた。



「赤井さん。未成年は犯罪だよ。」

「なぁに、あと2年ばかしの辛抱さ」



(このおっさんしゃれにならん)


「で、結局Aはどこにいるの？赤井さん知ってるんでしょ？」


「知らんこともないが…言えないな、」




クスクス笑う中年を覚めた目で見る小学生。

もはや狂気的な絵面に本人たちは気づかない。

気づけ。







(まさか…海外飛んでるとか言わないよね)

(さぁな。)

(なんでそんな含みのある笑みを浮かべるの！？！？)

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