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37話 ページ38

なんやかんやで沖矢さんのお宅に到着したわけだけど



『大きすぎ…』



しかも何、表札なんで工藤なの



しばらく葛藤していると家の扉が空いた。







「いつチャイムを押してくれるのか待っていたんですけど…なかなか焦らしてくれますね」

『すみません。少し考え事を。』

「いえ、構いませんよ。さぁ、中へ入りましょう?」

『お邪魔します』



沖矢さんの家に入ると既にいい匂いが充満しており、心なしか食事が楽しみになってきた。


「今日はアサリの和風パスタを作ってみました。」

『楽しみです。』


腰をかけて待っていてくださいと言われたので大人しく待つことにした。


『わぁ…美味しそう』

あっ、

声にでてた、

降谷さんいなくてよかったとか思ってる。

心の底から。


「それは良かったです。どうぞ召し上がってください。Aさんはお酒は飲まれますか?」

『嗜む程度ですが…』

「飲んじゃいましょうか、昼間からワイン。」


そう言って悪巧みをするように笑う沖矢さんは相変わらず目が開いていない。

切り傷程度の目だわあれ。





「今失礼なこと考えませんでした?」
『まさかそんな。褒めてました。心の中で。』


貴方は降谷さんですか??


『いただきます。』


一口台に絡めとったパスタを口に含む。

オリーブオイルとあさりの香りが口いっぱいに広がる。


『すごく美味しいです沖矢さん。これお金取れますよ。』

「気に入って頂けて何よりです。」


しばらくパスタを食べ進め、食べ終わると次はワインを飲みながら自然と会話が進む。


『沖矢さんって本当に大学生なんですか?』
「ん???」






(部下が気に食わないやつと居る気がする)

(なにいってんですか降谷さん。)

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りぃ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!もう1つも更新したいので少しずつにはなりますがよろしくお願いします。 (2019年7月28日 23時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年6月30日 1時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 愛海さん» ありがとうございます!たのしみにしててください! (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 夢蜂さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
愛海(プロフ) - すっごい良いです!ツンデレェェ!!!更新頑張ってください!!楽しみにして待ってます! (2019年3月24日 18時) (レス) id: 2a436838dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃ | 作成日時:2018年11月24日 15時

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