34話 ページ35
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「最近部下がツンデレなイケメンにしか見えないんだ。」
「安室さん寝なよ。」
「元気だよ!!ちょっとコナンくんそんなに冷たい目で見ないでよ!」
ポアロで昼食をとろうとしていたコナンは見事に安室透に捕まってしまった。
「で?何があったのさ。」
「聞いてくれるんだね!!実は……」
〜回想〜
『降谷さん。とりあえず明日は確実に登庁して頂かないと困るので今日は家に帰って休んでください。』
大きな組織が動気だしたとの情報が入り、ここ数日はどいつもこいつも泊まり込みだった。
丹野にそうは言われたものの俺にもまだ仕事が残っている。
「心配してくれてありがとうな。だがまだやることがあるからな。それにお前らも残るんだろ?部下が残って上司が明日に備えて家に帰るなんてひどい話じゃないか。」
『降谷さんは明日、本当に危険な任務があるんですよ?そんな時に寝不足で不完全な状態で挑むっていうんですか?公安なめてます?これは全員の意見なんです。どうかお帰りください。』
何だかボロクソ言われたが周りからも帰れコールが鳴り止まず、仕方がなく帰ることにした。
『明日の朝5時に迎えに行きます。それまでに準備を済ませといてください。』
「ちょっとまて。一人で行けるぞ??」
『あぁ、あの大破した降谷さんのRX-7FD3S型でですか?分かりました。では明日は迎えに上がりませんね。』
「…朝5時だなわかった。」
そして翌日の朝5時。
部下に送迎されるなんていいご身分になったもんだなぁと悲しくなっていた俺の目に飛び込んできたのは
『おはようございます。先ほど連絡があり、そのまま現場に直行することになりました。急ぐので早く乗ってください。』
「お前バイクできたのか???」
『あいにく愛車を貸し出していまして。大丈夫です。きちんとメンテはしてますから。』
お前の腰に抱きつけと???それともなんだ???俺にあの付き合いたての彼女みたいな横座りさせる気か?????
『急ぎますよ。』
そう言って軽くヘルメットを投げて俺に渡す丹野。
親指で後ろに乗れとサインをしてきた丹野。
「(きゅん)」
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りぃ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!もう1つも更新したいので少しずつにはなりますがよろしくお願いします。 (2019年7月28日 23時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年6月30日 1時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 愛海さん» ありがとうございます!たのしみにしててください! (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 夢蜂さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
愛海(プロフ) - すっごい良いです!ツンデレェェ!!!更新頑張ってください!!楽しみにして待ってます! (2019年3月24日 18時) (レス) id: 2a436838dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃ | 作成日時:2018年11月24日 15時