警察庁警備局警備企画課を覗いてみよう [名探偵コナン]

28話 ページ29

「……丹野。こ、ここに二時間後に行っていただけないでしょうか」



『気まづいかよ。』



ぎこちない風見に周りが必死で笑いをこらえる中、丹野は何も無かったかのように仕事をしていた。





風見から出された仕事は捜査一課との合同捜査でどうやらAに取調べを担当して欲しいとの事だった。





「事件の内容はその書類に書いてある通りだ。目を通しておけ。向こうの刑事が犯人がなかなか口をわらないからお前に頼みたいとな。」



名前は確か、目暮警部だったかな



(あぁ、目暮警部か……)


面倒そうな丹野



一向に目を合わせない風見。




それを楽しそうに見つめる降谷。



「風見、お前気まづそうだな」


「なんでそんなに楽しそうなんですか……」


「そんなことは無いさ。な、田中。」


「急になんですか……まぁ丹野さんめちゃくちゃ怒ってましたけどね。(嘘)」


「お、そうなのか。そう言えばデリカシーがない男はなんたらとか言ってたな(嘘)」



「男性恐怖症になりそうとかなんとか(嘘)」

突然の齋藤。



「お嫁に行けない佐々木と結婚するとかなんとか(大嘘)」

突然の佐々木。



「私のせいで嫁に行けなくなることがあれば責任をもって私が丹野をもらいます(大真面目)」



(((お、おう)))




風見がガチすぎて引いた。(周囲談)









.








(佐々木お前何サラッと言ってんだ)


(いや降谷さん。俺ら同期組めちゃくちゃ仲いいんでそれくらいいいますよ)

(上司と部下とかじゃないので)

(僕ら丹野と1番仲良いと思いますよ)




(お前らくそむかつくな……)

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