10話-ゼロシコ裏話- ページ11
「……」
風見さんが降谷さんに呼び出されどこかへ行って帰ってきた。
しかし帰ってきてからずっと浮かない顔をしている。
仕事は難なくこなしているが顔がくらい。降谷さんに何か言われたのか。
自販機に行き飲み物を買おうとすると風見さんがいた。
「…ｯ!」
え、今右肩……
『失礼しますね』
一言言って風見さんの右の袖をまくる。
あぁ、誰だ、私の大切な上司に痣なんてつけたのは。
『…降谷さんですか』
「お前は気にしなくていい。俺が仕事をこなせなかっただけだ。」
そんなに悲しい顔が見たいわけじゃなかった。
『何を言われたんですか』
それを聞いて、
あとから
聞かなきゃよかったかなって。
「それでよく公安が務まるな…と言われてしまったさ。」
ははっと枯れたように笑う。
我慢ができなかった。
『貴方がっ！公安を、この日本を支えているんじゃありませんか!!!』
「ｯ!」
『私は知っています、降谷さんの負担を少しでも減らそうと、降谷さんの書類を自分の方に回していることを!!いつ降谷さんから連絡が来てもいいように仕事をしながらでも常に携帯を気にしていることを!!降谷さんが怪我をして帰ってきたら何も言わないけど一番心配していることを!!
それなのにっ……！
よく公安が務まるな？ふざけんなっ！』
『私は風見さんが私の上司ですごく誇りに思っています。私は降谷さんの部下ではありません。風見さんの部下なんです。』
「…お前がそんなに声を荒らげるとはな」
『すみません。つい。』
こんなに感情的になったのはいつぶりだろうか。
「ありがとう。俺も丹野が部下だということを誇りに思うよ。」
あぁ、
風見さん。
一生ついて行きます。
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りぃ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！もう1つも更新したいので少しずつにはなりますがよろしくお願いします。 (2019年7月28日 23時) (
レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年6月30日 1時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 愛海さん» ありがとうございます！たのしみにしててください！ (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 夢蜂さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
愛海(プロフ) - すっごい良いです！ツンデレｪｪ!!!更新頑張ってください！！楽しみにして待ってます！ (2019年3月24日 18時) (レス) id: 2a436838dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ | 作成日時：2018年11月24日 15時
