1話 ページ2
夕方5時。
外はだんだん暗くなり一般の会社員達が仕事を切上げ始める頃、ここはより一層追い込みがかかる。
徹夜をすることは避けられない。
しかしできるだけ徹夜の日数は減らしたい。
どうするか。やるしかない。
「おい、これ。追加。」
『……分かりました。そこ置いといて貰えますか。』
「随分と溜め込んでるんだな?」
『何がですか?仕事のですか?仕方ないですよ始末書なんて永遠になくなることなんてないんですから。あなたは気にしないでください。
降谷さん。』
「……お、おう」
降谷零。私の上司の上司。私の書類作成の殆どはこの人の。しかしご存知の通りトリプルフェイスの彼にさらに荷物を増やすのは流石に鬼畜なので、大体は部下がやることになっている。
「相変わらず容赦ないなお前…」
『風見さん。お疲れ様です。何がですか?』
「降谷さんお前との接し方がわからないって嘆いてたぞ?」
『はぁ、そうですか。』
「お前なぁ……まぁそういうやつだよな。」
え?今呆れられた?え?なぜ?
心外だ。
(風見、俺は丹野に何かしたか?)
(何かってなんですか。あいつは元々愛想なんて持ち合わせてないじゃないですか。)
(ここには可愛げのあるやつはいないのか……)
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りぃ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!もう1つも更新したいので少しずつにはなりますがよろしくお願いします。 (2019年7月28日 23時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年6月30日 1時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 愛海さん» ありがとうございます!たのしみにしててください! (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 夢蜂さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
愛海(プロフ) - すっごい良いです!ツンデレェェ!!!更新頑張ってください!!楽しみにして待ってます! (2019年3月24日 18時) (レス) id: 2a436838dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃ | 作成日時:2018年11月24日 15時