第38話【類は友を呼ぶ】 ページ49
〜〜二丁目の工事裏〜〜
何故かキャサリンとクリカンの目の前にあった土管の中から銀時が出てきた。
銀時「だが木刀ならいつでも・・・」
クリカン「てっ・・・てめェは!?」
キャサリン「!?」
銀時「くれてやるぜェェェ!!」
クリカン「!!!?」
銀時はそう言って手に持ってる木刀を振り回してそれでクリカンを殴り飛ばした。
キャサリン「・・・・・・・・・・・・」
銀時「よっと。」
クリカンを殴り飛ばした後、銀時は土管から出て他の仲間の二人組も既に銀時に倒されて土管の上で気を失っていた。
銀時「類は友を呼ぶとはよく言ったもんだね。お前、ロクな人生送ってきてねーだろ?まァ、俺も変わんねーか・・・」
キャサリン「・・・・・・・・・・・・」
銀時「人様に胸張れるよーな人生送っちゃいねェ。真っ直ぐ走ってきたつもりがいつの間にか泥だらけだ。」
キャサリン「・・・・・・・・・・・・」
銀時「だがそれでも一心不乱に突っ走ってりゃ・・・いつか泥も乾いて落ちんだろ。」
キャサリン「・・・・・・・・・・・・」
銀時にそう言われたキャサリンは助けてくれてありがとうと素直に言えずいつもの様に嫌味ったらしく言った。
キャサリン「ソンナコト言ウタメニ来タンデスカ?坂田サン、アナタ本当ニアホノ坂田デス・・・」
銀時「いやよォ。実はババアに家追い出されて、今日は土管で寝ようと思ったんだが・・・キャサリン、お前助けてやったんだから口利きしてくんねーか?」
少し離れた新八と神楽と紅葉と玄弥とお登勢は少し離れたビルの角に隠れて銀時とキャサリンの話を聞いた。
神楽「・・・・・・・・・・・・」
新八「・・・・・・・・・ですって。どーですかね?家賃三ヶ月分ぐらいの働きはしたんじゃないですか?」
紅葉「銀時のお陰でキャサリンは泥棒の道に逆戻りにされなくて済んだんだから少しは大目に見た方がいいと思うよ。」
玄弥「あのキャッツパンチっていう泥棒共を捕まえた事も出来たンだしなァ。」
新八達の話を聞いたお登勢はタバコを吹かしながら言った。
お登勢「ハァー・・・バカか。お前らは。一月分だよ・・・」
つづく
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作者名:サンダーブリュッセル紅葉&黒魔霊歌 x他3人 | 作者ホームページ:紅葉のホームページはねぇよby浪川 そうだなby剣城
作成日時:2021年3月17日 22時