探偵学園Q〜ヒロインは〇〇!?〜3

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キンタがクラブから出て行った後､キュウが諸星さんに連絡をし､急いで家に向かった｡

✱覗き部屋サイトの家✱

家の前に着くと､ドアの前には消火器が倒れていて､ドアノブは壊されていた｡


キュウ「キンタ!!」

家の中に入ると､

キンタ「だからやめろって!!俺じゃねぇから!!」

と､キンタの声が聞こえた｡

声が聞こえる方に行くと､浴室で警察の人がキンタに手錠を掛けようとしていた｡

そして､その前の浴槽には女の人が倒れていた｡

私たちは､警察の人に事情を説明して､分かってもらえた｡

そして､キンタを浴室から出した｡



流｢犯人は?｣

諸星｢部屋には間違えなく鍵が掛かってたんだな?｣


キンタ｢あぁ｡だから消化器でぶっ壊して入ったんだろ?｣


流｢キンタ｡本当に､この部屋には誰もいなかったの?｣


キンタ｢あぁ｡見ての通り､この部屋にはどこにも隠れる場所なんてないしな｣


諸星｢･･･ってことは､部屋の鍵は犯人が持ち出したって訳か?｣

猫田｢諸星さん!部屋の鍵は､被害者の着衣から発見されました｡スペアキーも部屋の中から｣


諸星｢なに･･･?!｣


あ｢じゃあ､この部屋は密室だった･･･ってことか｣


落合｢ご苦労様です｣


そこに､キンタを犯人だと疑っていた落合さんが近付いて来た｡


キュウ｢あの､お巡りさんは諸星警部の指示でこちらに来たんだすか?｣


落合｢いや､匿名の通報があったんです｣


キュウ｢あっ､だからキンタを犯人と誤解しちゃったわけですね｣

落合「僕の早とちりです｡申し訳ありませんでした｡」

そう言って､キンタに頭を下げる落合さん｡

諸星「落合｡もう引き上げていいぞ?」

落合「はい｡失礼します」

そして､落合さんは部屋から出て行った｡



猫田｢あぁ､それと被害者の携帯が見当たらないんですが･･･｣

諸星｢あぁ?｣


メグ｢犯人が侵入して来た時､彼女､携帯で喋ってたわよ?｣


猫達｢えっ?!｣


キュウ｢うん｡･･･てことは､携帯は犯人が持ち去ったってこと?｣


あ｢もしかして､携帯で話してた相手は犯行の一部始終を聞いてたのかも･･･｣

流｢だとしたらその人が危ない･･･!｣

諸星｢おい､猫田!急いで通話記録を調べろ｣

猫田｢はい!｣ 


その後､密室の謎も解けず､今日は解散となった｡

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