検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:29,398 hit

弱点(的場) ページ30

『耳』



「……平気です」

『こめかみとか。』


「違いますね」


『ええーわかんないよ!静司の弱点なんて』


「Aは首すじに弱いですよね」

『っ……』


さっきから私の弱点ばかり指でなぞる。
それが悔しい


『……脇!足の裏!』


「大丈夫です。」


『もー!弱点なんて本当にあるの?』


「ありますよ」


『えー……』


考えている間そっと静司の髪を撫でた

「…………」

瞳をふせて黙っている静司の唇を指で沿う


「っ…」


なるほどね


『静司唇弱いんでしょ?』

ニヤニヤして顔を覗き込めば
嫌に冷めた笑顔を見せる彼


「それは、Aもでしょう。」






☽・:*深いキスには弱いんです☽・:*




だから、もうやめて。

やめたくなくなるから

雷注意(夏目)→←今日のうちの猫(夏目)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
47人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みなつ | 作成日時:2020年9月8日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。