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弱点(的場) ページ30
『耳』
「……平気です」
『こめかみとか。』
「違いますね」
『ええーわかんないよ!静司の弱点なんて』
「Aは首すじに弱いですよね」
『っ……』
さっきから私の弱点ばかり指でなぞる。
それが悔しい
『……脇!足の裏!』
「大丈夫です。」
『もー!弱点なんて本当にあるの?』
「ありますよ」
『えー……』
考えている間そっと静司の髪を撫でた
「…………」
瞳をふせて黙っている静司の唇を指で沿う
「っ…」
なるほどね
『静司唇弱いんでしょ?』
ニヤニヤして顔を覗き込めば
嫌に冷めた笑顔を見せる彼
「それは、Aもでしょう。」
☽・:*深いキスには弱いんです☽・:*
だから、もうやめて。
やめたくなくなるから
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作者名:みなつ | 作成日時:2020年9月8日 20時