検索窓
今日:16 hit、昨日:19 hit、合計:118,941 hit

 ・ ページ37







「……どういうこと」
『そういうこと』
「……私のこと、好きなの?」
『俺の気持ちをなめてもらっちゃあ困る』
「は?」
『好きとかのレベルじゃねえんだよ』





なんつーか、簡単に " 好き " って言うのは躊躇した。
超ド級の俺の愛が伝わんなら、もうどうにでもなれ。





「……紫耀ってバカだよね」
『あ?』
「私の気持ちこそなめてもらっちゃあ困る」
『……真似すんなよ』





やばい、なにこれ?究極に顔が緩んでいく。
気持ち悪いくらいニヤけてる。頬がバカになりそう。
同じように微笑みながら俯くAの表情に紅潮する。
胸の高鳴りを抑えながら、残り少ないグラスの中身を空っぽにした。





『……そういうことか!』
「え?」
『お前がなんか最近可愛い理由って俺のせいか!』
「……やめてよ、もう!」
『可愛い反応すんなよ』
「ふざけないで!」





怒る姿なんて幾度となく見てきたけど、今が一番可愛いかも。
手元にあるおしぼりを俺に投げて照れ隠しをするAは
耳まで真っ赤になってるし、急によそよそしくなるし。
そうそう、そうやって俺で頭いっぱいになればいいんだよ。





『付き合ってくれる?』
「……うん」
『俺バリバリ嫉妬深いけど大丈夫?』
「私もなかなか重いよ」
『大歓迎』





俺の方が何倍も重いと思うけどね。
だから俺で最後ね。





【 これ以上はない 】__ x・y・z




◎:ただいまが聞こえたら→←◎:x・y・z



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (244 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
415人がお気に入り
設定タグ:平野紫耀 , King&Prince
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まきこ(プロフ) - 全部のお話すごく好きです!!甘えてくれる紫耀くん可愛すぎますね!またいろんなお話読めるの楽しみにしてます^ ^ (2021年2月14日 8時) (レス) id: cfbbd37a93 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:詠夢 | 作成日時:2021年2月7日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。