【ねぇ、先生】まちゅのえ【BL】 ページ47
・学パロ
・ボーイズラブ
・少し長いです
・「地獄先生」という曲を元に書いています
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗと音を立て扉を開き
教室へと足を踏み入れる先生
川島「ホームルーム始めるから静かにしてね〜」
少し色の入ったその髪の毛が太陽の光を浴び輝けば
俺の胸をときめかす合図となる
この時間の為だけに前の席を確保し先生の顔を見つめる
「せんせー！」
川島「どうしたの？」
後ろの方の席から大きな声
「国語の先生と付き合ってるってほんとですかー？」
男女交際の噂が飛び交う
川島「それはこの時間に必要な質問かな？」
「じゃあ休み時間だったら聞きに行っていいんですかー？」
川島「それはその時によるかもだね笑
ほら、必要事項、説明して行くよ〜！」
「はぁい」
まだ知らない事沢山
先生の普段見えない顔が見てみたい
川島「松倉くんみたいに皆もちゃんと話聞いてよ〜？」
先生ごめんなさい
俺はそんな真面目じゃないよ
現に今話が入ってきていないんだもん
川島「でね、今日はこの時間のどこかで防災訓練があるので」
「えぇ〜、」
「めんどくさーい」
川島「そう言わないの
命を守る大事な授業だから」
「はーい」
川島「学ランちゃんと着て、ほら、」
「だって、暑くないー？」
川島「暑い？暖房弱める？」
不思議、
学ランは俺の戦闘服なのに
学生だから先生の気を引ける
それを示す証になるのに
ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ
しばらくして鳴った滅多にならないあのチャイム
川島「行くよ！上履きのままでいいから早く外に避難してね〜！」
一生懸命大きな声を出す先生の隣
俺は一生懸命先生の隣を確保する
川島「松倉くんはほんと真面目だね」
松倉「、、どうしてそう思うんですか？」
川島「どうしてって、、
今こうして先生と先頭で避難してるでしょ？」
松倉「あぁ、そっか」
川島「無意識だったの？笑」
下の名前で呼んで欲しいな
なんて、言ったらどうなるんだろう
怖くて言える訳ない
運動場へと着くと整列し先生は前へと行ってしまう
校長「え〜、今年2度目の避難訓練でしたが、前よりも早く
〜
3年生の皆さんは今年卒業という事で、進路選択や受験勉強で忙しいかと思いますが、」
校長先生、その話しないでよ
卒業まであとわずか
俺の弱い心がもう負けそう
したくない卒業の為に勉強なんてしたくない
先生の事ずっと考えていたい
【続き】→←【愛する人が俺のものになった日】ほくじゅり【BL】
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H、H(プロフ) - すのめめのBL読みたいです！ (2022年8月29日 21時) (
レス) id: 6484f6fe2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪田です | 作成日時：2021年10月5日 16時
