ただの短編集【J・Jr】 (ページ28)

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【美しい彼と恋に落ちた俺】さくすえ【BL】ページ28

・Aぇ! groupの末澤誠也くんとHiHi Jetsの作間龍斗のお話です
・作者はどちらのグループもファンではありませんので、喋り方や呼び方に違和感を感じると思いますがご了承ください
・ボーイズラブです
・学生パロ
・裏無し
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恋に落ちた

あのハイトーンと美しい歌声

文化祭で高レベルな曲を披露するあのバンドのボーカルに

俺は堕ちてしまったらしい

ドクンドクンと鳴る心臓に

猪狩「作間？おーい、帰ってこーい」

トントンと肩を叩かれているのも気にならないくらい釘付けになり
その綺麗なパフォーマンスに吸い込まれそうで

橋本「え？誰のこと見てんの？」
猪狩「多分、あのバンド」
橋本「あ〜、Aぇ! groupだっけ？」
猪狩「すげぇ釘付けじゃん笑笑」
橋本「喋んねぇし笑」

あのハイトーンの髪の毛が太陽の光に照らされる度
俺の心も更に飲み込まれていく

作間「ねぇ、」
橋本・猪狩「喋った笑」
作間「あのボーカルってなんて名前？」

その人から目を離さずそう2人に問いかける

橋本「なんだっけ、、」
猪狩「あ〜、なんか周りの女子たちが言ってた気がするけど」

うーん、、と悩む声

モブ1「あの、」
橋本「はい？」
モブ1「か、かっこいいですね、、！」
橋本「あぁ、笑ありがとうございます」
モブ2「この後時間あったりしますか、？」
モブ3「3・3で文化祭回りたいな、、って」

後ろで何か声掛けられてるけど名前が気になりすぎて会話の内容が入ってこない

猪狩「俺らこれみてるんで」
橋本「あ〜、ごめんね
こいつ(作間)もバンドに釘付けみたいでさ笑」
モブ2「このバンド終わってからでも全然！」
猪狩「俺ら音楽好きだから多分このあとも見ると思いますね笑」
橋本「ほんとごめんね笑」
モブ3「えぇ、、あ、分かりました、、」
モブ1「、、行こ？」
モブ2「うん」
橋本「あ、ごめん
このバンドのボーカルの名前知ってたりする？」
モブ1「末澤誠也です
この学校で有名ですよ？？知らないんですか？笑」
猪狩「えぇ、めっちゃ煽んじゃん」

末澤誠也、

煽り口調の中に聞こえたあの人の名前に耳を傾けた

女の子たちが俺らから離れていくのを感じる

橋本「あからさまな手のひら返しって面白いね笑」
猪狩「怖くね？めっちゃ煽ってきてたじゃん」

作間「俺、」
橋本「ん？」
猪狩「どした」

1つ息を吐くとこう言った

作間「末澤くんの事好きかも」