ただの短編集【J・Jr】 (ページ14)

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【食べたい】うみのえ【BL】ページ14

・ボーイズラブ要素有
・裏匂わせ有
・川島如恵留くん受け

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ﾋﾟﾋﾟｰ

お米が炊けた

炊けてすぐの良い香り

そろそろおかずとスープも作ろうかな

ソファーから立ち上がり冷蔵庫を開ける

今日は唐揚げとポトフにしよう

川島「あ、まって」

ウインナーが足りない

急いでソファーまで戻り携帯で彼へ電話をする

ﾌﾟﾙﾙﾌﾟﾙﾙ

ｶﾞﾁｬ

『はい、もしもし』
川島「もしもし？今どこ辺りにいる？」
『いまぁ？えっとね〜、仕事場から駅まで歩いてるところ』
川島「ほんとごめんなんだけどね、
最寄り駅からうちまでの間にスーパーあるじゃん」
『うん、あるね』
川島「ウインナー買い忘れてたみたいで」
『買って帰ったらいいの？』
川島「うん、お願いしてもいいかな？」
『いいよ〜
まだ時間かかるけど』
川島「全然、また何時くらいになるか連絡して？」
『おっけー』
川島「じゃあ」
『はーい』
川島「ありがとね」
『ん』

ﾂｰﾂｰ

電話が切れる

彼が帰ってくるまで他のお料理を作ろ

っていっても唐揚げは元々味付けてるから揚げるだけだし
作るならポトフかな

それとプラスで何かもうひとつ作れそう

また冷蔵庫を開き食材を手に取り考え
作れそうなものの材料を取り出し料理にかかった
〜〜〜〜〜〜〜
川島「うん、ここにウインナー入れれば」

いい感じかな

唐揚げも片栗粉まぶすまでは出来たし
余り物でもう1品も作れた

もう少しで彼も帰ってくる頃だろう

ｶﾞﾁｬ

川島「あ、」

噂をすれば

『ただいま〜』
川島「おかえり」
『買ってきたよ』
川島「ありがとう」

そう言うとガサゴソとリュックを漁り袋を出してくる

『これでしょ？如恵留くんの求めてたウインナー笑』
川島「ちょっ、ちが！海人？！」
中村「えぇ？違うの？笑」

袋から出てきたのは料理で使うウインナーじゃなくて

中村「如恵留くん用の玩具〜笑」
川島「もう、、」
中村「ほら、ベット行こ」
川島「え？！ご飯もう出来る、、」
中村「終わってから美味しく食べるから
今は如恵留くんが食べたい」
川島「んぅ、、」

海人の空気に呑まれて何も言葉が出てこない

中村「はーい、れっつごー笑」

こうして俺の腰は終わりを迎えるのであった

ﾁｬﾝﾁｬﾝ

〜〜〜〜
その後

川島「ほんとのウインナーは、？」
中村「ちゃんと買ってあるよ笑」
川島「もう、」
中村「でも、如恵留くんも気持ちよかったでしょ？」
川島「、、、うん」