らぶとぅーんのたんぺんしゅー。《リクエスト制》

向こう側の存在の(LEO) 3 ページ15

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翌日

長妻怜央おはよう!

『おはよう』と言ってくれるマメな彼

杏奈おはよ!怜央

朝は怜央の『おはよう』を聞いてから向かう


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「『あっ』」

朝、電車の中で目があった

「あっ、おはよっ」

『おはよ！』

怜央はマスクをしている

変装かな？

やっぱり向こう側なんだろうな

『昨日の生放送、見てくれた？』

「うん、見たよ」

『え、本当！？どうだった？』

「かっこよかった！」

『嬉しい！ありがとう！』

朝から元気だなぁ…

女子1「あっ杏奈！えっ怜央くんも！？」

『おはよ〜』

女子2「２人で来たの？付き合ってたり…？」

これ、どう答えれば…

『付き合ってないよ(笑)』

「流石にね…(笑)」

女子2「だよね(笑)怜央くんアイドルだしね(笑)」

バラエティで鍛えたのかな…？その機転の良さ

４人で雑談していたら、1件のLINEが


長妻怜央2人が来ちゃうと俺と杏奈だけの時間終わっちゃうね


怜央はニコニコ笑いかけてくる

「そうだね、寂しい」

小さな声で呟いた


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学校に着くと、瞬く間に怜央くんの周りに人が

女子「おはよ！怜央くん」

『おはよ！』


『変な目で見られるとヤバい』って言う怜央の教えで、私たち3人は学校に着いたら怜央と距離を置く

『本当は一緒に居たいけど』って


男子1「怜央バスケしよ」

『え！やる！』

まだ付き合って１日なのに、ずっと一緒に居る気がする

怜央がこっちをずっと見てくれてるから？


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今日の始まりは怜央の嫌いな数学

『よりによって数学か〜…』

「数学嫌いでしょ」

『うん嫌い！』

「胸張って言うこと？(笑)」

『でも杏奈は、大好き』

これは、あくまでも禁断の恋。









end

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