短編集３

・ ページ19

・壱馬 side







『これ防犯用！誰のものでもありません！！』









··············。








壱馬「いや、まじか。」

『なんか話噛み合わないなぁって思ったらそういうことかぁ』

壱馬「いやだって!!俺悪くないやんな！？」

『私も悪くないよね！？』








女の一人暮らしは危ないからメンズのもの干して男が居るアピールしてるの！！




ってしっかりお説教··········






聞いてれば俺が「1人にしとくの心配やわ…ちゃんと防犯対策するんやで？」って言ったのがきっかけだそう。









壱馬「……ほんまなんかすいません」

『心こもってないなぁ、いいけど別に。面白かったし』

壱馬「なんっっもおもろないわ。こっちは心臓止まりかけたんやぞ」

『存在しない相手にヤキモチ妬いた壱馬くん可愛いね〜』

壱馬「ほんまにシバくぞ」








なんか一人で勘違いして一人でモヤモヤして





嫉妬してたのが普通に恥ずかしい。








○○そんなやつちゃうやん。











壱馬「疑ってごめん」

『急に落ち込むじゃん·····』

壱馬「だって、さすがに俺らの中やし？こんなんで浮気疑うとか軽率やったわ……」

『浮気とか絶対ないよ。てかしたら壱馬に殺されそう』

壱馬「はっ、殺しはせぇへんよ。社会的には抹殺したるけどな、浮気相手を。」

『冗談じゃん……。目が笑ってない……怖いって………』









さすがに予想外でマジか、、って感じやったけど





防犯対策ちゃんとしてるって分かったし·····





まぁいい、、、か、、？

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