短編集

距離＿ﾚﾝﾌﾞﾗﾝﾄ ページ9

・レンブラント side


ルーク「レンブラント様。本日は早めにお部屋でお休み下さい」

レンブラント「ルーク、どうした？」

ルーク「最近かなりお忙しかったので、」



いつもより早くに、部屋へ。

と、言ってきたルーク。


最初は単に心配してくれてるんだと思ってた。


けど、違った。



『あ、お疲れ様です…』

レンブラント「え？○○？」



部屋に入るとそこに居たのは


愛しの妃。



『レンブラント様に会いたくて…来てしまいました』

レンブラント「それでルークはあんなことを…」



危険なことが多いここから


○○を遠さげて、手紙のやり取りだけで過ごしてきた。



でも、今は違う。



目の前に、彼女が居る。



レンブラント「○○…」

『レンブラント様』



名前を呼べば、呼び返してくれる。



レンブラント「また、綺麗になったな」



会わない間に凄く大人っぽくなっていた。



『そんなことないです』


レンブラント「いやあるよ。目を離したら他の男にとられそうだ」

『…レンブラント様こそ、モテるじゃないですか』

レンブラント「ん？ヤキモチか？」

『…はい。ヤキモチです』

レンブラント「ふっ、やっぱり君には綺麗、じゃなくて可愛いが似合うな」



でもそれは、見た目だけ。


前と変わらない内面に嬉しくなった。



レンブラント「明日には帰るのか？」

『はい、ルークさんとの約束ですので』

レンブラント「じゃあ今夜はずっとくっついて居よう」

『ふふっ、嬉しいです…』



2人で過ごせる時間はかなり短い。



レンブラント「久しぶりによく眠れそうだ」

『眠れなかったのですか？』

レンブラント「…あぁ。君がいなかったから」

『そう、ですか、、』

レンブラント「照れているのか？可愛いな」

『…っ、レンブラント様…恥ずかしいので…』

レンブラント「言わせてくれ。会えなかった分」

『そんな…、心臓が止まってしまいます』

レンブラント「それは困るな」



日が昇れば、また。



手紙でのやり取りに戻る。



レンブラント「おやすみ…○○、」



だから、今夜は君を抱き締めて



お互い離れても



心は繋がっていられるように＿＿

※最強＿ｼｮｳｼﾞ→←勉強＿ｶｲｼﾞ

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