エピソード2 ページ3
旋風「親父が…九衛門に……?」
旋風は思い出していた。父・好天が消滅する直前に、懐から出した封印の手裏剣の事を。
そんな旋風の表情にいの一番に気づいてフォローしたのは、やはり霞だった
霞「そうです。あの時の封印の手裏剣が変化したものです」
霞は旋風の疑問を払うように真っ直ぐ目を見て言いきる
それに続きキンジが真面目な表情で口を開く
キンジ「旋風様。以前、好天様はあっしらにこう仰った事がございやす」
キンジが言っているのはカラクリキュウビに敗れ、九衛門に追いつめられた時の事だ
あの時、突然現れて九衛門と対峙した好天は自分達にこう言ったのだ
『こやつはまだお前達の敵ではない』
キンジ「あの時は……どういうおつもりであっしらにそんな事を言ったのか、わかりやせんでしたが…」
今なら解る。
師がどんな気持ちでそんな言葉をかけてきたのか
キンジの力強くも穏やかな眼差しを見て、隣に立つ凪が頷く
凪「うん。おじいちゃんは、九衛門の事をずっと信じていたって事だよね」
凪の言葉に旋風は目を見開いた
伊賀崎流の忍者として
自分の弟子として
九衛門がこの道場に帰ってくる事を好天はずっと信じていたのだ
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カオス(プロフ) - salomeさん» salomeさんへ。次の九衛門の話決まりましたよ。九衛門ってご家老には名前を間違えられ、有明の方にはもっと恐れをと言われてますよね。それで苦労している九衛門の小説を書こうと思います (2016年6月5日 9時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
カオス(プロフ) - salomeさん» 次の話はまだ考え中です(^_^;) (2016年6月2日 13時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
salome - あたたかいあの場所完結お疲れ様ですVシネマも男で転生してくれた方が良いのに九衛門ボイス聞けるかな私声も気に入ってたからVシネマで期待するしかない次はどの話を作りますか九衛門関連で (2016年6月2日 12時) (レス) id: 453b274591 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カオス | 作成日時:2016年4月24日 23時