エピソード5 ページ12
天道より少し大きい8〜9才位だろうか
旋風(親戚にこのくらいの年齢の子っていたかな?)
旋風は首をかしげると周囲を見渡した
家族と一緒なら、親の顔を見て思い出すかもしれないが、それらしい人物がいない
そんな事を考えていると…
天道「ねぇ、あれ誰?行かないの?」
と孫の無邪気な声で我に帰り、笑いかける
旋風「ああ、ごめん。行くよ」
一歩歩くごとに、よりはっきり少年の姿が映る
艶やかな黒髪に細い体を包む、緑色のシャツ。墓前には少年が供えた物なのか、缶コーヒーが置かれている
旋風(もしかして自分の家のお墓と間違えてるのかな?)
旋風は墓の手前で天道を待たせ、熱心に手を合わせている少年を驚かせないようにそっと声をかける
旋風「君…」
声をかけた瞬間、少年が振り向き、少年の大きな瞳と自分のがあう。その瞬間、旋風は目を見開いた
――ザアアアッ!
突然強い風が吹き、桜吹雪が二人に押し寄せた
時間が止まったように、旋風は身動き1つせずに少年の顔を見つめる
まさかと思った。だがその目を見た瞬間、旋風の体には鳥肌が立つような衝撃が走った
驚く旋風の前で、少年はゆっくりと立ち上がると正面から見据えて微笑み一言
ラッキーアイテム
革ベルト
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カオス(プロフ) - salomeさん» salomeさんへ。次の九衛門の話決まりましたよ。九衛門ってご家老には名前を間違えられ、有明の方にはもっと恐れをと言われてますよね。それで苦労している九衛門の小説を書こうと思います (2016年6月5日 9時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
カオス(プロフ) - salomeさん» 次の話はまだ考え中です(^_^;) (2016年6月2日 13時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
salome - あたたかいあの場所完結お疲れ様ですVシネマも男で転生してくれた方が良いのに九衛門ボイス聞けるかな私声も気に入ってたからVシネマで期待するしかない次はどの話を作りますか九衛門関連で (2016年6月2日 12時) (レス) id: 453b274591 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カオス | 作成日時:2016年4月24日 23時