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「康二」
『い“っ』
ガシッと聞こえた力強い音は、それに見合った痛みを俺の腕に与えた
もちろん、俺の手を掴んだのは蓮くん
せやけど、さっきまでの優しそうな表情はもうない
「今の言葉、本気？」
『ちゃ、ちゃうっ』
「じゃあ冗談で言ったの？」
体が恐怖で震え上がる
これはDom特有のGlareというオーラのせい
怒った時や威嚇する時に発せられるもんで、躾済みの俺は絶対服従の暗示のようなもの
『ごめ、なさ…いっ』
「謝るんじゃなくて、何であんなこと言ったのか聞かせて」
『うぐっ』
蓮くんは俺の首輪へ人差し指を掛け、勢いよく掬い上げだ
そのせいで呼吸も上手く出来へんから、恐怖が増して涙が溢れてくる
『ぅ、う…ごめ、許してっ』
「質問に答えられないんだ」
『れ、んくんっ』
蓮くんが溜息をつきながら呆れたのと同時に、首輪が自由になってしもうて
俺は必死になって離れた体に縋り付く
嫌や、このままやと嫌われてまう…！！
『蓮くん、ごめんなさいっ、許してやぁ、
ほんま何でもするからっ、捨てへんでよ…』
情けない男の泣き崩れる姿
そんなん思われても、頭は蓮くんに支配されとるから気にも留めへん
そう、これは全部
蓮くんの掌の上の出来事なんや
「康二、
『れん、くっ』
「聞こえなかった？」
『…はぃ』
せやから、俺が逆らえる訳あらへんの
俺は命令のまま、床にペタリと座り込んだ
その目の前に、未だにGlareを放ち続ける蓮くんがしゃがみ込む
「じゃ、
『や、ぁ…恥ずいっ』
「俺のためなら何でもするんでしょ？」
『は、っう…』
湿った色気のある吐息の後に、ヌルッとした柔らかい感触が耳を刺激する
次第にそれは甘噛みになり、俺の痛覚に直結する
『わ、かった！！脱ぐ、からっ』
俺が我慢できるはずもなく、大人しく服を脱ぐ
自分で脱いどるはずやのに、なんだか蓮くんに剥ぎ取られとる気分
『つ、次は？』
こんなこと言うとる時点で
俺はもう
蓮くんからのお仕置きを望んどるんや
そんな体に躾けられたんや
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イサ(プロフ) - スメシ様の書かれるいわふかあべさくだてなべめめこじ大好きで何度も読み返してます…;; またこちらで読める機会がありましたら嬉しいです。素敵な作品をありがとうございました！ (2022年1月9日 9時) (
レス) id: eb8e475cce (このIDを非表示/違反報告)
スメシ - うどんさん» コメントありがとうございます！こちらこそ今までの作品の応援、とても嬉しかったです！大変勝手な決定となってしまいましたが、インスタの方でもよろしくお願い致します！ (2021年9月20日 20時) (レス) id: d18bd80c72 (このIDを非表示/違反報告)
スメシ - ぷりんさん» フォローしていただきありがとうございます！ご期待に添えるように頑張ります！ (2021年9月20日 20時) (レス) id: d18bd80c72 (このIDを非表示/違反報告)
うどん - スメシさん！今までたくさんの作品をありがとうございました。インスタフォローしました。こちらでの更新は停止と言うことで、残念ですがこれからはインスタを楽しみにしております。 (2021年9月20日 12時) (レス) id: 4c906168c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - スメシ様教えて頂きたいありがとうございます。フォローさせて頂きました！これからも更新楽しみにしています！ (2021年9月20日 9時) (レス) id: 446438cc75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スメシ | 作成日時：2021年5月1日 22時
