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片思イ、両想イ。終わり。ジャンside、gdgdキャラ崩壊注意 ページ8

「ハイ、テスト集めるぞー。
もう書くなよ。
おい、そこシャーペン仕舞え!」

俺がそういったとたん
えー、だの
英語無理ーだのという声が
一斉に響き渡る。

ふざけて

「難しい問題にしたのは
俺がお前らを愛してるからなんだぜ?」

と言ってみる。

すると案の定
キモい、うけるといった声と
笑い声が上がった。

それに合わせて
笑いながら、
ふと四年前に卒業していった
Aのことを思い出した。

一度もその想いに答えてやることが出来なかったな。

今、どこで何をしているんだ…?

何となく仕事を早く上がり
あいつと俺の様な小説と
ちょっとした雑学の本を求めて
閉館間際の図書館に駆け込む。

少し薄暗い
照明が落ち着きある雰囲気で

ささっと済ませて帰ろうと
お目当ての小説と本を手に取り
カウンターへ向かう。

「借ります」

そう言って本と貸し出しカードを差し出した先には

「はい。
二冊の貸し出しとなります。
…お久しぶりですね
ジャンさん」

少し驚いた顔をした
俺を先生と呼ばなくなった
Aが立っていた。

「……そう、だな。」

そのまま私はまだ諦めてません
覚悟してください

そんな感じの内容を俺に叩きつける
Aを無視して
小説のラストシーンを開き

「好きだ。
"―…大人になった少女に
彼は心を奪われ
少女もまた彼を愛していた。
二人にはもう障害などない"

… この後少女は男の告白に何と答えるか
予想した答えをを100字以内で述べなさい。 」

読み上げて、問う。

「…お前の答えを
聞かせてくれないか」

格好つけた告白しか出来ない
素直になれない俺を許してくれ。

「愛してます。
ばーか!」

間をおいてからの変わらない答えに
ついつい笑ってしまう。

その答えを待ってた。

怒ったように俺を睨む
Aの頭に手を置いて

「…ありがとう。
よろしくな」

そう言って笑うと

Aも
ぎこちなく笑い返してくれた。

警察パロ エレン(蒼李Ver)→←片思イ、両想イ。4sideどちらも



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蒼李(プロフ) - なおさん» 私たちは交互に作品をあげています。ですが、私も雪夜さんも最近は忙しいので遅くなる可能性があります。正直なところ、完成の目処はまだわかりません。 (2014年11月4日 22時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 蒼李さん» 書き始めてるってことは完成はいつですか? (2014年11月4日 17時) (レス) id: 69c388663f (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 蒼李さん» じゃあ、書き初めてください。 (2014年11月4日 8時) (レス) id: 69c388663f (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - なおさん» わかりました。すみませんが、そろそろ書き始めるころなので、これ以上の設定は受け入れられない可能性があります。 (2014年11月2日 22時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 蒼李さん» 医師紹介所の所長はグリシャで、そこに所属する医師はエレン、ミカサ、アルミンでお願いします。この3人以外の104期生は研修医やナースでお願いします。 (2014年11月2日 19時) (レス) id: 69c388663f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼李様(泣)と雪夜様(笑) x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年9月28日 22時

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