決戦は突然に ページ15
そうこうしている内に
決戦の日がやってきて
私とエキストラの皆さんと言わんばかりの急繕いメンバーが
ゴリラの居城の前に並んで立っている。
がんばろう
とか
これが最後だよ
とか
そんな事をブツブツと呟くように言って
いっせーので城の壁を蹴破ってダイナミックにおじゃました。
そこらの雑魚ゴリラを振り回して遊ぶように突破しながら
天守閣とでもいうのだろうか
高い所にある大広間を目指す。
そして、たどり着いたそこも門を開く訳でなく
お約束のように近くの壁を破壊して入った。
そこにいたのは
まさしく巨人…じゃなかった。
巨ゴリラ。(
ムキムキであの大きさはキモい。
ほんっとにキモい。
それでも
あいつさえ倒せればナナバさんは平穏に、
幸せに暮らせる。
たとえ私と会えなくなっても…
だから、
やっぱりお約束のように
挨拶代わりに片手で引きずって来た割と大きめのゴリラを
ライナーに向けて投げつけた。
それが
悪夢とも呼べる泥仕合の始まりで
私の命のカウントダウンが開始された時でもあったなどと
誰が気付けただろうか。
物理攻撃は食らいたくないから避けまくり
遠くから魔法弾を撃ちまくる。
なんて外道な戦い方だろう
それでもいい
勝てればいいのだ。
後もう少し。
丸々一日も魔法弾を撃ち続け、
攻撃を避けまくっていた私達に疲れが見え始めた頃
急にゴリラの動きが鈍り始めた。
体にいくつも穴が開いているのだ。
そうなって然るべきって感じだったけれど
安心してエキストラの一人が距離を縮めた時に
悲劇は起こった。
ゴリラの鼻から
謎の黒光りする物体が発射され
その子の体を貫いたのだ。
悲鳴が上がる
そちらを見れば
かたまって動けなくなったらしい
魔法の供給源であるナナバさん
そして遠慮容赦なくナナバさんへと
向かっていくライナー
銃のような形をした魔法弾発射装置を
自分でも驚くような速さで分解し、
組み替えて日本刀の様な反り返った刃を作る。
持つところなどないので
むき身の刃を自分の掌の筋肉に食い込ませることで固定する。
すっぽ抜けられては困るのだ。
私の目に映るのは光の失せた目で絶望に震えるナナバさんだけ
彼を守るためならば
こんな成績優秀でも運動神経抜群でも人がいいわけでもない
小っぽけな命、かけられないはずがなかった。
どうせこの世に生きても
素晴らしい未来なんて待ってはいないんだし
なんて、
軽く中二病に成りながら
私はライナーとナナバさんの間に滑り込む。
らすとー(相変わらずgdgd)→←面倒なあれこれは終わりましたよっと
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蒼李(プロフ) - なおさん» 私たちは交互に作品をあげています。ですが、私も雪夜さんも最近は忙しいので遅くなる可能性があります。正直なところ、完成の目処はまだわかりません。 (2014年11月4日 22時) (
レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 蒼李さん» 書き始めてるってことは完成はいつですか？ (2014年11月4日 17時) (レス) id: 69c388663f (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 蒼李さん» じゃあ、書き初めてください。 (2014年11月4日 8時) (レス) id: 69c388663f (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - なおさん» わかりました。すみませんが、そろそろ書き始めるころなので、これ以上の設定は受け入れられない可能性があります。 (2014年11月2日 22時) (レス) id: d7cdcb1c5d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 蒼李さん» 医師紹介所の所長はグリシャで、そこに所属する医師はエレン、ミカサ、アルミンでお願いします。この３人以外の104期生は研修医やナースでお願いします。 (2014年11月2日 19時) (レス) id: 69c388663f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼李様(泣)と雪夜様(笑) x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2014年9月28日 22時
