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同窓会の次の日。
有給を取ったといってもやることは特に決めていなかったから、家の近くをぶらぶらしていた。
実家から海が近く、防波堤の上を歩きながら棒付きアイスを頬張る。
『俺にも一口ちょーだい？』
聞き覚えしかない声に、アイスを咥えたまま固まってしまった。
｢私……ですか？｣
『Aしかいないでしょ笑 しかもなんで敬語？同い年なんだからタメでしょ』
いつの日か話しかけられた日のことを思い出す。
閉じ込めていた思いが、胸の奥底から湧き上がってくる感覚。
ふにゃあっと笑う景瑚、、、高校の時よりももっとかっこよくなったな…
景瑚を見つめながら色々考えていると、私はいつの間にか泣いていた。
『ええっ！どうしたん！』
私を防波堤からゆっくり下ろし、頭を優しく撫でられる。
｢けいごぉっ………ごめんっ……｣
｢…私っ、、あの日から…ずっと……景瑚のこと忘れられなかったっ…｣
『………俺も。A、あれっきり見向きもしてくれないんだもん…俺寂しかったよ？』
｢ごめんなさい………｣
『でも嫌われてなくて安心した。別に怒ってないし、もう謝らないで大丈夫。』
頭を撫でていた手が私の頬をなぞり、クイっと顎を持ち上げられる。
近くで顔を合わせると、目の前には吸い込まれそうなくらい透き通った瞳にもちもちのほっぺ。
全てが愛おしい。
『今なら…してもいい？』
私は返事の代わりに目を閉じた。
ふわっとムスクの香りが漂った後、私達は初めての口付けを交わした。
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ぽち(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます！遅くなりますが書かせていただきます♪ どちらかはもう1つの短編の方に書かせていただくかもしれません！ (2021年3月27日 14時) (
レス) id: f30bd9fa40 (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます！遅くなりますが書かせていただきます♪ (2021年3月27日 14時) (レス) id: f30bd9fa40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 純喜くんに嫉妬されて壁ドンされたいです(//∇//)後、瑠姫くんとイチャイチャしながら急に押し倒されたいです(//∇//) (2021年3月26日 23時) (レス) id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
るる - るきくんの甘甘なおはなし読みたいです！ (2021年3月26日 22時) (レス) id: 7d2c521b99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽち | 作成日時：2021年1月27日 3時
