【イナイレ】恋、しませんか？【イナGO】 (ページ5)

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にゃんにゃんにゃーんっ！【狩屋マサキ】ページ5

｢お前さ、ずっと膝に乗ってて楽しいわけ？｣

｢にゃー... ！｣

｢んー、それならいいけどさぁ...｣

そう言いながらも私の頭を撫でるご主人。
それが心地よくて無意識に喉がなる。

ご主人の膝の上は暖かくて非常に気持ちいい。

私はもともと別の家にいた。
散々いじめぬかれた挙句捨てられたのだ。

その理由となったのが...

｢にしてもお前、ホント変わった色してるよなー、綺麗な色なのにお前のこと捨てるなんてどんな頭してる奴なんだろうな｣

ご主人が、ニィっと笑って私の頭をワシャワシャ撫でた。
それが心地よくて、もっと頭を押し付けた。

私が捨てられた理由は、私の体の色にある。
薄いピンク色なのだ。
それが気持ち悪くていじめられたのだろう。
... どうして気持ち悪いのに野良の私を拾ったのかは謎だが。

久しぶりに雨の降った日、散々警戒して威嚇しまくったにも関わらず大丈夫だから、と優しく抱えてここに連れ帰ってくれたのがご主人だった。

... 今は、幸せだ。

｢... お前、死ぬまで傍にいろよな｣

｢にゃーっ!!!｣

－にゃんにゃんにゃーんっ！－

((もちろんです、ご主人！))