Feelings

HappyBirhday神ちゃん☆ ページ40

☆神ちゃんおめでとう記念☆
(あなたは登場いたしませんご了承くださいませ！)

＊濱田表記



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(緑side)





「俺、グループ抜けたい」



……収録終わりの楽屋。いつもは二つに分かれているが、流星に集まってほしいとお願いされ、無鉄砲組もこちらの部屋にやってきた


あー、はよ家帰ってゲームやりたいなあ…なんてソファに身を沈めながら考えていると、突然流星から発された衝撃的な言葉


え……？今、なんて
目線を流星にうつすと、真ん中に突っ立って何かを決心したような顔

相変わらずのイケメン……じゃなくて、「グループ抜けたい」って言ったよな？今



「…？ごめん、もっかい」

聞き逃したのか。…はたまた、違う言葉であってほしかったのか
照史が、耳に手を当ててもう一度聞く


「……やから。グループ抜けたいって」


ハスキーで低い彼の声が、静まり返る楽屋に響き渡った



「正気か？お前」

淳太が抑揚のない声で問いかける


「おん。……あのな
俺…ファッションの道進んで、いずれは自分のブランドをつくりたいねん」


天然でアホな流星。…やけど、真面目な部分もそりゃあって
自分の意思を常に持っているというのは、長年の付き合いやからわかっていたけれども

こんな、大きな夢………胸に、抱えてたん？

驚きで、ぱちぱちと瞬きをすることしかできない


「自分勝手なんは、十分わかっとる。……けど、諦めたくないねん。この夢を」

「……なんなん？それ」


隣に座っていたしげが立ち上がって流星に向かって行ったと思えば、勢いよく胸ぐらを掴む

その光景を見て、思わず俺も腰を上げた


「しげ、落ち着けって」

「落ち着けるわけないやろが！！！おかしいって。やっとの思いでデビューできたんに！なのに！やめるって、何考えとんの！！？」


いつもグループの中立におる濱ちゃんは二人の間に立って宥めようとするけど、しげの怒りは収まらない


「…俺も。賛成できん」

「……」


断固反対、という言葉が顔に書いてあるような照史に、おろおろとするのんちゃん



……なんで、こんなことになってしまったんや


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