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「ほーら、とれ…うわっ」
『へっ？ちょっ……』
少しバランスを崩してソファーに寝転ぶ形になる
Aもバランスを崩して、俺の上に乗る
「…」
『…』
「…A…大胆だね」
『ちがっ…これはっ…』
どこうとするAを抱きしめる
『っ？！』
「…ずっとこうしたかった」
『えっ？』
「今日…会うの久しぶりなのに、寂しいんだけど」
『…ごめん』
またなにか言いたそうな顔で俺を見る
…あ〜、そっか
俺わかっちゃった
「…もう、嫌？」
『…っ』
「俺のこと、もう好きじゃない？」
今日ずっと本読んでたのは
寂しいって言っても、微妙な顔するのは
俺のこともう好きじゃなくなったから？
手繋ぐの、ほんとに“しょうがな”かった？
…とか思ってるふりをする
ほんとはちゃんと知ってる
Aは俺のこと大好きなこと
彼氏の俺が、1番Aのことわかる
…ただ、Aの“ツン”があんまりにも強すぎるから
ちょっとだけ意地悪
「…A？」
『…じゃない』
「ん？」
『嫌じゃない…』
「…じゃ、なんで構ってくれないの？」
『…久しぶりで、初めて…大樹の家で、服もいつもと違って…ドキドキしすぎて、どうしたらいいか分かんなかった』
真っ赤な顔で、俺の服をぎゅっと握ってそう言った
「俺のこと好き？」
『…うん』
「ちゃんと言って？」
『…大好き』
あ〜…ほんと
「Aはさ…」
『？』
「食べちゃいたいくらい、可愛いね」
耳元で囁いて、真っ赤になった耳を甘噛みすれば体が跳ねる
『だ、大樹っ…』
「俺も大好き…というか、俺のほうが好きの量多い」
『…それはない』
「え〜！絶対そうだよ！！俺のほうがAのこと好きだもんねー！」
『も、もういいからっ！』
Aは起き上がって、照れ隠しでコーヒーを飲む
「もうぬるいでしょ？入れ直そっか？」
『…んーん、これがいい』
「いいの？」
『大樹が入れてくれたから…これがいい』
インスタントだし、何回でも入れてあげるのに
「…そっか」
それでも嬉しくて、顔がニヤける
Aがカップをテーブルに置く
『さっき…ごめんね』
「もういいよ」
『…じゃあ、いいや』
えっ、待って
俺もしかしてすごいチャンス逃しちゃったっ？！？
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す一た - 分からない芸人さんかもしれないですが、「サツマ力ワRPG」さんで小説を書いてほしいです。知らない人、リクエストしてすみません。 (2021年5月16日 21時) (
レス) id: 8bdde92bd4 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - むぎさん» リクエストですか？この続編がありますので、そちらで書かせていただきます！何か希望のシチュエーションとかありますでしょうか？ (2020年5月17日 13時) (レス) id: c2e22e06fc (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 石橋さんお願いします！ (2020年5月16日 15時) (レス) id: f97dd0eaac (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - あじゅさん» いや、逆に知らなくてすみません。了解しました！遅くなります、すみません。 (2020年3月28日 20時) (レス) id: 25dc032f5d (このIDを非表示/違反報告)
あじゅ(プロフ) - まなかさん» 知らない人リクエストしてしまってすみません（ ; ; ）全然それで大丈夫です！ (2020年3月28日 18時) (レス) id: cd61ff81e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなか | 作成日時：2020年1月22日 23時
