ほんまに好き【短編集】

いちゃいちゃ 1【ラニーノーズ・洲崎貴郁】R* ページ10

ぐらさんリクエストありがとうございます(｡･ω･｡)ﾉ♡

このリクエスト頂いたときに3つのシチュが思い浮かんだので全部書かせていただきます！

“いちゃいちゃ”の題になってるぶんはぐらさんからのリクエストでございます
どれか一つでもお好きなものがあれば嬉しいです！

〜×〜×〜×〜
デレデレ洲崎×ツンデレ？A
〜×〜×〜×〜


「A〜！！」

『…うわぁ……』


俺と同期で、最高に可愛くて、最高に愛おしい彼女に抱きつく

嫌そうな声を出すけど…顔は嫌そうじゃない

そんなところが可愛くてやめられない





山「…またやってんのか笑」

「…羨ましそうな目で見ても無駄や「見てへんわ！」はぁっ？！これが羨ましい以外のなにかに見えるんかっ？！？」

山「…めんどくさ」

『それな』

「えっ！嫌やっ！！面倒くさがらんといてっ！！山田にどう思われてもええけど、Aに面倒くさいとか思われたないっ！」

山「いや、俺のこともそうやって思え」



え、待って無理、気持ち悪い




山「…本気でキモいって思わんとってくれる？割と傷つく」

『わいが慰めちゃろ』




は？




そう言って山田の頭を撫でるA



「あかんっ！！山田にそんなことせんとって！！」

『なんでよ』

「…俺2回しかされたことないもん。しかもAからじゃなくて俺が言わなしてくれんやん」

山「…なんで俺にはしたん？」

『普段からこんなめんどい洲崎と一緒におってくれてる感謝』




…そんなふうに思ってたん？

俺のこと、めんどいって思ってたん？






「…もうええわ」









そう言って部屋を出ようとする









『待って』

Aが呼び止める



「なに…俺のこと、面倒くさいんやろ？嫌なんやろ？それやったら…」






別れよ









そう言おうと思ったのに……



「…っ」









言いたくない

勢いで“別れよ”とか言って、ほんまに別れることなったら…そんなの考えたくない

Aにどんだけ面倒くさがられても、離れてとか嫌やって言われてもそばにいたい

そんだけ大好きやねん…ほんまに、ほんまにAが大好きやねん

……こんなんやから、めんどくさいって思われるんかな









『ごめん、貴郁』


Aは普段俺を“洲崎”って呼ぶけど、

大事な話のときは俺を“貴郁”って名前で呼ぶ









『言い方キツかった。ごめん……やから』

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