君だけ【EXIT・兼近大樹】R* ページ5
ピピ…ピピピ…ピピピピ……
「…ん……」
目覚ましが鳴る
ピピピピピピピピ……カチッ
隣で寝る彼女が起きないようにそっと止める
彼女のAとは、5年前に知り合って、2年前から付き合っている
俺らの仕事が増え始めてから、女優さんやモデルさんやタレントさんと会うことも当然増えて…そのことで心配かけないように、付き合って半年くらいで同棲を始めた
1年半…朝起きて、こうしてAの寝顔を見るのが日課になりつつある
「…可愛い」
そうつぶやいて、Aの髪を撫でる
『すーっ……すーっ………』
規則正しい寝息
そのまま、Aの頬を撫でる
『…ふふっ……』
くすぐったそうに笑うのもまた可愛い
『…んぁ……？』
「ふっ笑」
寝起きの声変だなぁ…笑
「ごめん、起こしちゃった？
おはよう」
『あ…う……お、おはよ』
「ん？どうしたの？」
『いや…ね、寝顔……見た？』
すごい今更笑
1年半も同棲してるのに
「うん。見てた。
可愛いなぁーって思って笑」
『もう…やだぁ……』
そう言って赤くなる
こんなに一緒にいるのに、Aは出会ったときからほとんど変わらない
告白したときも、一緒に住むようになってからも
…今まで、ハグしたり、キスしたり、それ以上は…まだそんなにだけど、それ以外は何度もしてるのに…
Aは、恥ずかしいと、いつも真っ赤になって、少し下を向いて、口を尖らせる
その仕草が大好きで、ついついいじめたくなるけど
今日は……
『あ、大樹くん
仕事は…？』
「ん、大丈夫。
まだ時間あるから…それよりさ」
『ん？』
起き上がって、俺の前にペタンと座る
少し乱れた髪と服……あ、これヤバいな…
じゃなくて…
「A…好きだよ」
『っ？！』
「何度言っても言い足りない…
ほんとに大好き」
『えっ？！ちょ…あ、あの…』
「そうやってすぐ照れるのも、可愛い」
『…朝から何ですか……』
「…なんか、ちゃんと言いたくなった」
こうして、好きとか言うのは久しぶりな気がした
…まともな休みもなかったしなぁ……
「こっち…おいで？」
『…えっ』
「俺の、膝の上。…ほら」
こっちを向かせ、Aの腰を支えるように手を添えて、俺の膝の上に座らせる
『…これ、恥ずかしいっていつも言ってるじゃん……』
「ん…そうだね」
更に赤くなる顔…可愛い
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嘘つきピエロ - 後藤がめっちゃ可愛い…… (2021年1月21日 21時) (
レス) id: f059c2a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - なるさん» ありがとうございます！了解しました！頑張って書きます！！ (2020年1月27日 0時) (レス) id: 25dc032f5d (このIDを非表示/違反報告)
なる - まなかさん» まなかさんのお話可愛くて好きなのでお願いしたいです！シチュ....おうちでゆっくりしてる？みたいなイチャイチャとかがいいです！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 4b7100c2a0 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - れいちすさん» ほんまですかっ！良かったー！！こちらこそ、ありがとうございます。またいつでもリクエストお待ちしてます！！ (2020年1月26日 19時) (レス) id: 25dc032f5d (このIDを非表示/違反報告)
れいちす(プロフ) - ありがとうございます！！！めっちゃキュンキュンしました！またリクエストさせて頂きたいです◎ (2020年1月26日 18時) (レス) id: 1230f1952a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなか | 作成日時：2019年12月13日 16時
