ほんまに好き【短編集】

甘やかしたい【EXIT・りんたろー。】R* ページ29

なおさん、リクエストありがとうございます(｡･ω･｡)ﾉ♡

遅くなってしまってすみません

気に入っていただけたら目からナイアガラです

〜×〜×〜×〜





『りんたろーさん！今日のご飯はトンカツです！！』

『りんたろーさん！お風呂わいてますよ〜』

『りんたろーさん！朝ですよ〜！！朝ごはん、あっかいうちに食べてください〜』

『りんたろーさん！りんたろーさんが好きなやつ買ったので一緒に食べましょう！』

『…りんたろーさん、いつもお疲れ様です。
　よしよし…』

『りんたろーさん…？…ほら、ぎゅーっ……
　…元気でましたか？』




いつも俺を癒やしてくれる彼女

年下なのに俺よりしっかりしてて

飯もうまくて

俺のことを1番に考えてくれてる


どんなに遅い時間に帰っても、俺のことを起きて待っていてくれる

どんなに朝早くても、俺より先に起きて朝ごはんを作ってくれる

忙しくて、仕事で色々あって、イライラしてAに当たってしまっても、笑顔で受け止めてくれる


…俺にはもったいない彼女









…が………

「……珍し…」

家に帰ると、Aがソファーで寝ていた


…なんか、久しぶりに寝顔見たな……

こうして忙しくなる前からずっと俺のことをそばで支えてくれて

…Aには結構気遣わせてるよな


最近はまともな休みもなくて

Aも仕事があるのに朝早くから、夜遅くまで…





「…ありがと」

ソファーで横になって寝るAを起こさないようにそう言った

『…ん…？？』

「あ、ごめん……起こした？」

『…え、りんたろーさん…？』

「ん。そうだよ」

『わっ！ご、ごめんなさい！！寝ちゃった！！！』

慌てて起きる

『すぐご飯用意します！！』

「大丈夫大丈夫」

『で、でも……』

キッチンに行こうとするAを、ソファーにもう一度座らせる






「…最近、ごめんね」

『えっ？』

「その…色々やってもらってて……家のこととか」

『大丈夫です！！私が好きでやってるので！』

笑顔で言う…でも……

「…ちょっと、痩せた？」

『えっ？』

痩せた…というか、やつれたっていうか

「俺が言うのもなんだけど…無理しないで」

『…りんたろーさんもね？』

Aはほんと…俺のことばっかだな



「…こっちおいで」

『？…はーい』

俺の足の間に座らせて抱きしめる

『…甘えたいんですか？』

んーん…そうじゃなくて









「…Aを甘やかしたいの」

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