君がいること２【モブサイコ100】 (ページ2)

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33話ページ2

貴方side

『はぁぁあ…』

私は自室で天井を眺めていた

久しぶりに色んな人と話をしたものだから疲れた

そういえば、ため息って、はぁ↓ってすると幸せ逃げるんだよねー

あ、じゃあ今度から、はぁぁ↑ってしよう笑

『…ふぇっくしゅん！さむ…』

家に着いてモブくんに学ランを返して、すぐに着替えたのはいい、でも、どうやら手遅れのようだ

『めちゃ寒い…』

暇だなあと思い、リビングへ行くと、律がニュースを見ていた

ストーカーがなんたら〜って、

『…律、それ面白いの？』

律｢わ、びっくりした…
面白くはないけど…、暇だったから｣

律は振り返って苦笑した

『私も暇〜』

お母さんは買い物に行ってるし…

こんなことならついて行けばよかったかも、

律｢ん〜、じゃあ、トランプでもする？｣

『えっ？するする！』

律｢そうだ、兄さんも誘おう

僕、トランプ持ってくるから兄さん呼んでおいて｣

『はーい！』

コンコン、とモブくんの部屋をノックする

『モブくん〜、律と3人でトランプしよ〜』

見ると、モブくんは机で勉強…

『うわあ、偉い…』

さらりと出た言葉にモブくんはこちらを向いて照れた

うわあ、可愛い…

モ｢トランプしたいけど、宿題が…｣

『じゃあ、あとで私と一緒にやろ！』

モ｢ほんと！？｣

あ、そういえば…

『エクボは？』

モ｢多分いるよ、出ておいで｣

モブくんが呼びかけると、フワッとエクボが出た

エ｢なんだよ｣

『エクボも聞いてたでしょ！トランプしよ！』

エ｢そんなことだろーと思ったぜ｣

モ｢あれ？でも幽霊ってトランプ触れるの？｣

『あ、ほんとだ』

どうせなら皆でしたかったなあと思って、すこし落ち込む

すると、エクボは焦って言った

エ｢お、俺様ポルダーガイストみたく、ものを操ることはできるから心配ねぇぞ｣

『やった！エクボも参戦だっ』

ふと、トランプで、こんなにはしゃいでいる自分に疑問が浮かんだ

だけど、その答えはすぐにわかった

『ふふ、トランプするの久しぶりだなあ…』