私の…せぃ… ページ26
「メグ…私…私…。」
私はメグにしがみついて泣いていた。
どうしよぅ…私のせいだ。
あの時はなれずにいたら…
紫子さんは死んではいなかった…。
私が離れたせいだ…。
「Aのせいじゃないわ。犯人のせいよ。自分を責めてはダメ。」
メグは優しく背中をなでてくれた。
少しは落ち着くけど、やっと仲良くなった友達、やっと私のこと認めてくれたのに…。
ごめんなさい……
紫子さん……
「A、ここで折れちゃだめよ。ここで折れたら紫子さんのしが無駄になってしまうわ。ここで私たちが解決しないと、紫子さんは無駄な死を遂げてしまうだけ。私たちが紫子さんを、紫子さんの魂を救ってあげるのよ。」
魂を…救う…？
「だから、折れずに頑張って。私たちが支えてあげるから。折れないで。」
ポンッと背中を押された。
それが、メグ１人の力じゃなくて紫子さんも一緒に背中を押してくれた感覚だった。
「私、ここで折れないッッ！！頑張る！！紫子さんの死を無駄にしないように！犯人を捕まえる。」
「そう！そのいきよっ！！！」
紫子さんはきっと私の傍にいてくれている。
紫子さん、私、絶対犯人捕まえるから。
『えー…みなさん、重大なお知らせがあるので、ここから一歩も外に出ないでください。繰り返します―……』
「あ、キンタの声ッッ！！」
「キンタ、なぁいす♪」
メグは親指を立てた。
「俺が指示したんだよ。」
流が体育館倉庫の方から出てきた。
「とりあえず、落ち着いたか？」
「ぅん…。」
私は小さくうなづいた。
「じゃあ、倉庫に行くか。」
気持ちを切り替えて倉庫にまた向かった。
大丈夫。
もぅ、警察は来ていた。
いろいろと調べている。
紫子さんはブルーシートに包まれてみた。
最後に…ッと言って顔を見せてくれた。
紫子さんの顔は青白く、きれいな顔だった。
私、犯人捕まえるからね。
そう心の中で強く刻んだ。
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玄樹LOVE - 面白いです。更新を待ってます。早く続きが読みたい。 (2015年1月7日 18時) (
レス) id: 40cd051f9d (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - 面白いです！続編もやってください！応援します！ (2014年8月4日 9時) (レス) id: 920194ead4 (このIDを非表示/違反報告)
まや - 続きを期待しています。 (2014年3月5日 23時) (レス) id: ac74ce8a1a (このIDを非表示/違反報告)
涼介LOVE(プロフ) - 面白いです！読むの、超楽しい！更新頑張ってください！応援してます！！ (2013年8月13日 18時) (レス) id: 3950c2e625 (このIDを非表示/違反報告)
あーちょん(プロフ) - とても面白くて読むのが楽しいです！これからも更新頑張って下さい(^_^)続きが読めるのを楽しみに待っています(^ ^) (2013年8月2日 2時) (レス) id: 60eea44476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベア☆ピーチ | 作成日時：2012年2月4日 10時
