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case.2 ページ2
「Aちゃーん！！待ってたよ！！いらっしゃーい！」
お母さんたちに言われるがまま、シェアハウスに送り届けられた私。
その外観はとてもおしゃれで、豪邸のようだった。
これがほんとにシェアハウスなのかな？とか思ったけどまあ気にするところはそこじゃない。
A「あ、あの…？」
インターホンを押してから３秒も経たずに飛び出してきて私に抱き付いてきたこの若い男の人。
お兄さん「ごめんごめん！つい癖でさ！あはは」
大変な癖だなぁ……
お兄さん「あがってあがって！……あ！先に言っとくね？
Aちゃんママに大丈夫って言われたから本当に一応言っとくだけだけど」
お母さんが？なにが大丈夫なの？
お兄さん「ここに住む住人がどんな人達であっても、個人情報とかはしっかり守って。
このシェアハウスのことは誰にも内緒にしてほしい。」
え、そんなにやばい人達が住んでるの……？
A「わ、わかりました」
お兄さん「よし、信じてるからね！！さ、共用リビングはこっち！みんな待ってるから」
腕をぐいぐい引っ張られて私は共用リビングへ連れて行かれた。
え、なに？ まさか一回逮捕されたことがある人とか幽霊がでるとか！！？
ここで生きてけるか心配になってきた…
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作者名：どこぞのキノコ | 作成日時：2017年4月21日 23時
