【実況者】私の家は50F！？～実況者達とのシェアハウス！～ (ページ1)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:516 hit

case.1 ページ1

「お父さんと私、来週から海外転勤なのよ」

いままでの人生で一番、自分の耳を疑った瞬間だった。

朝からなんなんだろう、お母さんねぼけてるのかな？

A「……え？」

母「Aのことはお母さんのお友達が経営しているシェアハウスのお手伝いとして預かってもらうことになってるの。

３日後から行くって言ってあるから、準備してね？」

転校は嫌だし、

私ももう大人だからちょうどいいかもしれない。

母「Aは大学楽しいって言ってたし、ここに残そうってお父さんを説得したの」

A「それで、お父さんは？」

母「Aを絶対に連れていく！！ってうるさかったけど、なんとかなったわ」

うちの父は、自分で言うのはあれだけどいわゆる……過保護。←

おかげで大学生になった今でも門限は７時、遊びに行くときは場所と時間と誰と行くのか、いちいち説明させられる。

はっきり言ってめんどくさい。

母「Aだって花の大学生だもんね！楽しみなさいよ、シェアハウス！」

にんまりと笑みを浮かべるお母さん。

A「…？なに？その顔」

母「いやぁ？ふふふ、ちゃんと報告してね？」

意味が分からないけど、私はスルーして自分の部屋に向かった。