【名探偵コナン】喰種の妾と人間の貴方【東京喰種】─第二章─ (ページ9)

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『完結が近付いてきた。』ページ9

夢主skin

『そう！僕の夢は誰かを守る事なんだよ！』
女の子「そ、なの？」
『うん！』

少しづつ、女の子を落ち着かせ、外へ誘導した。

『お願いします。……アレ？！高木刑事にコナン君？！』
高木・コナン「「Aさん！？」」
『まぁ、いいや。女の子を頼んだよ？』
コナン「Aさんは？！どうするの？！」
『この隙間からは僕は出れないよ。』
高木「Aさん……。」

さて、爆弾を探すか。僕は立ち上がって、上を見上げた。

コナン「Aさん！？」

ドカアァァァンｯｯｯ───

『なｯ！？』

また、爆発が起きた。
うわっ！内蔵がフワッてなる！気持ち悪い！！

『………新一くん？どうして来ちゃったのかなぁ？』((ﾆｺﾆｺ
コナン「は、ははっ…条件反射で、つい……。」
『はぁ……まぁ、いいや。僕は今から上に、上る。爆弾を探すから、此処でじっとしててよ？』
コナン「え、Aさん。爆弾解体出来るの？」
『僕にはプロが居るからね。』

そう言って、携帯を取り出し、松田さんに電話した。

プrrrrrr───

松田［A！！どう言うつもりだ！！ゴラァァ！！］
コナン「！？」
『！？(ｷｨｨｰｰﾝ)ま、松田さん…ごめんなさい。』
松田「てめぇ……後で覚えてろよ！A！！」
『う、はぁーい……。』

ワンコールで出てくれたのは嬉しいけど、大声はやめてよ。そう思いながらエレベーターの上へと登った。

『………松田さん、コナン君。』
松田［あ？んだよ。］
コナン「何？Aさん。」
『あったよ。爆弾。オマケに水銀レバーが起動しちゃったよ。』
松田［！？水銀レバーだと！！？］
コナン「水銀レバー！？」
『そう。少しでも、動いてしまったら爆発しちゃう、厄介なものだよ。』

松田さんと観覧に、乗った時のと同じ構図。水銀レバー、か……。嫌な思い出しかないよ。

松田［お前、解体道具持ってるか？］
『え？持ってる訳無いじゃん。上から持ってきてよ。』
松田［チッ……ゆっくり、工具を落とすからそれ使え！］
『分かってるよ。松田さん。』