【名探偵コナン】喰種の妾と人間の貴方【東京喰種】─第二章─ (ページ8)

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『この事件も爆弾は二つあるのか。一つのを見つけない限り、二つ目のは見つからなさそうだな。』ページ8

夢主skin

『…………………う"ぅ"ーー。』

あと少しで解けそうなんだけど、何故かしっくり来ない。なんだ？電車の様だけど、本能が言ってる。違うって。

『“血塗られたマウンド”………“登る”？“鋼のバッターボックス”……なんだろう。登る……登る？…そうか！！』

“のぼる”は線路の“登る”では無く、上に“登る”なんだ！！なら、上に登るもの……。

『上に登るって言っても、何処なんだ？！』

血塗られたマウンド？血塗られた……血、血は赤……。赤いもの……。

『うぅーん。……はぁ、気分転換に出掛けるか。』

自室から出て、リビングへと行った。

『ヒロ、明美ちゃんちょっと、出掛けてくるね。』
諸伏「解けたのか？」
『うん。多分ね。最初は“南杯戸駅”の登り線だと思ったんだけど、本能が違うって言ってるのよ。』
宮野「え？じゃぁ何処なの？」
『………“東都タワー”だと思ってる。』
諸伏・宮野「「“東都タワー”？」」
『理由は登るは上に登る東都タワーのエレベーターだよ。血塗られたマウンド。東都タワーは赤いでしょ？』
諸伏「確かにな。」
『明日、東都タワーに行こうと思ってる。』

エレベーター内ってのもあるけど、上にあるかもね。

諸伏「……………。気を付けてくれよ？」
宮野「ホントよ！！ﾀﾋなないでよ？！」
『……わ、分かった。』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
【次の日】

『……東都タワー。行くか。』

マツダRX-8に、乗り東都タワーへと向かった。

『………高いな。流石、東都タワー。』

僕は東都タワーへと乗り込み、エレベーターに乗った。

『………。(ホントに此処に爆弾が？)』

ピコンピコンピコンｯ───

松田A!!暗号文は解けたのか?!
松田返事を寄越せ!!
松田A!!A!!!

うわっ！めっちゃメール来てる。無視しよう。エレベーターが降りている時───

ドカァンｯｯ───

『！？』

爆発した。小さな爆発だったが、エレベーターは止まってしまった。

『(マジか、ホントに爆弾あったのかよ。て事は、爆弾はエレベーターの上に？)』

閉じ込められたのは、僕と小さな子供がいた。

女の子「ｯ………うっ……。」
『大丈夫。大丈夫よ。僕が君を待ってあげるよ。』
女の子「ﾋｯｸ…ほんとに？」
『うん！僕の夢を教えて上げるね？』
女の子「ゆ、め？」