【名探偵コナン】喰種の妾と人間の貴方【東京喰種】─第二章─ (ページ28)

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『喰種要素が無いねwwwwwwwww』ページ28

夢主skin

宏兄ぃを組織に売った奴の過去などを調べに調べたら、其奴は真っ黒くろすけだった。

『(こんな奴のせいで宏兄ぃ(ヒロ)はコロされかけたのか…………。)』

僕は此奴をコロすと決めた。

『赦さない。僕(妾)が此奴をコロす。』

僕は宏兄ぃを売った奴の行動を監視した。監視カメラをハッキングしながら。監視をし始めて一週間。遂に彼奴が1人になる時が来た。

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ＮＯskin

誰も居ない路地裏。廃ビルの屋上に“無面”が居た。満月を背に背負い。

『…………………………………。』

無面の視線の先にはスーツを来た男性が居た。

『………みぃつけたぁ……………。』((ﾆﾔｧ

無面は静かに男性の後ろに降りた。無面の背中には、赤黒く不気味に光っている羽根(羽赫)があった。

男性「ヒヒッ……まさか、組織にNOCの奴を売ったらこんな大金が貰えるなんてなぁ……。大儲け♪大儲け♪今度は……“バーボン(降谷零)”を売ろうかな？」
『誰を………売るの？』
男性「！？」((ﾊﾞｯ

無面はドスの効いた声で話し掛けた。

男性「だ、誰だ！お前は！！！」
『アンタに関係無いでしょォ？妾の質問に答えなァ？』
男性「お、お前だって、関係無いだろ！！」
『いいや。関係あるねェ。バーボン(降谷零)は妾の大切な人なんだよォ。』

無面は一歩男に近付いた。男は一歩後ろに下がった。

『特別に妾の名前を教えて上げるよォ。妾の名前は“無面”だよォ。』
男性「む、無面だと？！7年前と3年前に現れた………。」
『ついでに、ねェ………僕は…………………喰種(人ゴロし)だよ？』
男性「え………。」

グシャッ───

男は虚しく無面の腰から生えている触手(鱗赫)で潰されﾀﾋんだ。

『なぁんだ。呆気ない。……………………………ア、アレ？』

無面は無ざまなﾀﾋ体になった男を見た。

『可笑しい。血肉を見ると食欲が来るのに………。なんで……。』

無面は顔に填めていたマスクを取り、ゆっくりとおぼつかない足取りでﾀﾋ体へと近付いた。

『ま、まさか…………………。』

彼女は一目散に大通りへと走って行った。