松田「観覧車に、入った瞬間上を向かれるとガチでビビるよな。」『(え、なんか…ごめんなさい。松田さん。)済まないねェ。グラサンの天パお兄さん。』松田「謝る気あんのか？あ"ぁ"？」 ページ12
松田skin
頭を冷やせって言われて俺は行きたくもない刑事部 調査一課 強行犯捜査三係に入れられた。
どうやら毎年FAXが来るらしく、今年できっと爆弾魔が動くはず。その予想は当たり、FAXが来た。俺は直ぐに推理し爆弾のある杯戸ショッピングの大観覧に向かった。
観覧車の72番に乗ったら女が眠っていた。FAXに書いてあった通りだ。
松田「ココはプロに任せな。」
『………。(ﾊﾞｯ)』
松田「！？」((ﾋﾞｸｯ
急に顔を上げやがった。しかも此奴、あの時の女じゃねぇか！屋上から飛び降りた女！
松田「お、お前……あの時の………。」
『なんだい？妾の事を知っているのかイ？でもねェそんな事よりも妾の椅子の下を見なァ。』
松田「あ？」
この女の言う通りに下を見たら───
松田「な"ぁ？！」
『見つけたかイ？水銀レバー有りの爆弾様だヨ。』
松田「爆弾様って……テメェ、怖くねぇのかよ！」
『なんだい？怖いと言ったら此処から助かるのかい？早う爆弾を解体しておくれ。』
ッ……な、なんか癪に触るヤツだなぁ……(°ㅂ°҂)
松田「じっとしとけよ！」
『妾しゃぁ、子供かい……(呆)』
俺は爆弾の解体を始めた。大分進んだ時……
ドカアアアァァァンｯｯｯ───
二度目の爆発がした。その爆発のせいで観覧車止まり、水銀レバーが発動した。
『あらあら。水銀レバーが、発動しちまったかい。こりゃぁ、ﾀﾋななアカン結末やねェ……。』
松田「お前はﾀﾋんでも良いってか？」
『大勢を救うには一人二人の犠牲は必要さァ……。』
確かに此奴の言ってる事は一理ある。三秒前に二個目のヒントの表示。待つしかねぇか。
『………………。何かメモ帳は無いかい？』
松田「あ"？………ほらよ。何に使うんだ。」
『ん？ちょっと、ね……。』((ｶｷｶｷｶｷｶｷ
女はメモ帳に何か書き始めた。書き終わったら俺に見せてきた。
“爆弾様には多分盗聴器が仕掛けてあるねェ。あ、あともう一つ爆弾様は“米花中央病院”と言っていたよ。爆弾魔本人がねェ…。信じるか信じないかはアンタ次第だよ？”
松田「！？」
コイツ…………ッ…クッソ！
『僕には爆弾様の神でも取り憑かれているの？嫌だよ。そんな神なんて……。』→←『時間って何気に早いよねぇ……此処に来て、4年経ったよ。』
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作者名：夢桜と夜桜 | 作成日時：2020年9月29日 12時
