10、怖がりと親切 ページ10
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「うーん…じゃあさ!オレたちと一緒においでよ!」
「えっ?」
「それなら、怖くないでしょ?」
「え、で、でも…」
「ねー!キルア、クラピカ、レオリオー!」
あ、あ、お仲間を呼び始めちゃった…
もう逃げられない…
「なんだよゴン、どうかしたのか?」
「そちらの女性は?」
「うぉ!かわいい子…って!
足が傷だらけじゃねぇか!今手当を…」
「わ、わわわ、だ、大丈夫、です…」
緑の少年の声でぞろぞろと3人も人が集まってきた。
中にはぼくの怪我を気にしてくれる人もいる。優しい…
「あのね、このおねーさん、ここを走り抜けられるか怖くて心配なんだって!
だからオレたちと一緒に走ろうって話してたんだ!」
「なーんだそんなことか。
もちろん俺はおっけーだぜ!!」
「私も特に問題は無いが…」
「…ふーん、ま、いんじゃない?」
えー!なんでみなさんそんなに優しいんですか!?
もっと疑ったりとか嫌がったりとか…
「だってさ!一緒に走ろう?
オレはゴン!おねーさんは?」
「ひぇ、あ、あ、ぼ、ぼくはA…」
「私はクラピカ。」
「レオリオだ!」
「…キルア。」
「ちょっとキルア!愛想悪いよ!」
「あ、ぜ、全然気にしてないから…
みんなと一緒にいられるだけで、ぼくは…」
「な、そ、そんな泣くことねーだろ!」
だばーっと涙を流すとキルアが心配してくれた。
な、なんてあったかい人達なんだ!(おい涙)
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駄犬(プロフ) - あさきさん» そう言ってくださるととても嬉しいです!イラストまで見て下さり本当にありがとうございます! (3月27日 17時) (レス) id: db9bced59f (このIDを非表示/違反報告)
あさき(プロフ) - すっごい好きです!!!イラストも見させていただいたんですけどとっても可愛かったです!!!🫶🫶❤❤ (3月27日 13時) (レス) @page25 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 駄犬さん» ✉️。よかったです!!ではボードの方とかこれから宜しくお願い致します!駄犬さん! (1月27日 22時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
駄犬(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます! (1月27日 22時) (レス) id: db9bced59f (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 駄犬さん» あのそちらのボードに返事送ったので通知きてると思います、ボードはプロフを押すとそこにボードが書いてあるので。ボード返事待ってます。 (1月27日 21時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:駄犬 | 作成日時:2024年1月24日 1時