22、怖がりと審査 ページ22
．
というわけで、ぼくは震えながら包丁や火を使い料理をした。
怪我は無し！
よかったーって、合格しなきゃ意味無いじゃないか！！
出来たのは生姜焼き。
部位もそれぞれ一応分けて作ってみた。
試食したら我ながら美味しいものができたけど…
果たして美食ハンターの口に合うのかどうか…
メンチさんは受験者の料理に全く納得してないみたい。
まあ、丸焼きじゃマトモな料理とは言えないのかな…
「おお、お、お願いします！！」
「あら、やっとちゃんとした料理が出てきたわ。
これは生姜焼きね！」
「俺は何でも大歓迎！」
どうやら食べてはくれるらしい。
それだけで少しほっとした。
今まで食べてもいなかったからなメンチさん。
「んーまい！」
ブハラさんの方は丸を出してくれた！！
「あ、ありがとうございます！」
「次は私ね！どれどれ…」
ゴクリと固唾を飲み、感想を待つ。
「焼きすぎず生すぎず、焼き方はOKね！」
「ほ、ほんとですか！」
たとえ失格でも、褒めてもらえると凄く嬉しい。
「タレも部位によって味を変えてるみたいだし…見た目も悪くない！
うん！合格よ！」
「えっ、え、ご、ごうかく？」
「そう、合格。」
「いいんですか！？」
「だからそういってるでしょ！
家庭料理で頑張ったじゃない！美味しかったわ！」
「う、うわぁんありがとうございます！」(大号泣)
あまり褒められることがないので、思わず泣いてしまった。
「ちょ、ちょっと！大袈裟よ！」
「ずびっ、ずみまぜん。」
何がともあれ、二次試験、合格してよかった！！(泣きっぱなし)
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
駄犬(プロフ) - あさきさん» そう言ってくださるととても嬉しいです！イラストまで見て下さり本当にありがとうございます！ (3月27日 17時) (
レス) id: db9bced59f (このIDを非表示/違反報告)
あさき(プロフ) - すっごい好きです！！！イラストも見させていただいたんですけどとっても可愛かったです！！！🫶🫶❤❤ (3月27日 13時) (レス) @page25 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 駄犬さん» ✉️。よかったです！！ではボードの方とかこれから宜しくお願い致します！駄犬さん！ (1月27日 22時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
駄犬(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！ (1月27日 22時) (レス) id: db9bced59f (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 駄犬さん» あのそちらのボードに返事送ったので通知きてると思います、ボードはプロフを押すとそこにボードが書いてあるので。ボード返事待ってます。 (1月27日 21時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：駄犬 | 作成日時：2024年1月24日 1時
