人生を謳歌しようと思った矢先にこれだよ。

２２．この勝負、もろたで〇藤！ ページ22

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次の日、いつもより少し早めに起きて行動する。



というか楽しみであんまり寝れなかった。


子供か！…子供だった！




服を着替えて、朝食であるパンにバターをたっぷり塗って口に運ぶ。



「ふふ、楽しみ？」


「うん！初めての引っ越しだからね！」


「…よかった。」



ルンルンと話すぼくを見て、
ほっとしたようにため息を着く母さんに首を傾げる。



「本当は、嫌なんじゃないかなって…」


「？」


「ほら、転校のこと。杠ちゃんいたから…」


「…でもすぐに会える距離だし。」



口の中にあるパンを呑み込んで、
杠にも伝えた言葉を言う。



母さん、気にしてたのかぁ…




「それにね、手紙書く約束してるんだ。
だから平気だよ。」



手紙書くのって好きなんだよね。

メールとかある時代だけど…


手紙は便箋や封筒を選んだり、限られた枚数で何を書こうかとか考えるのも楽しいし。



「…あなたの方が母さんより強いわね。」



しみじみとした様子で、
少し前までオムツしてたのに…って呟いてた。



あれ恥ずかしかったんだから、
思い出させないでよ！！



「…うーん。そうかなぁ？」



「ほら、見た目は子供、頭脳は大人！みたいな！」




まあぶっちゃけ精神年齢で言ったらほぼ歳変わらないですからね…



「……なんやて！」

「そっちかい。」




そんな感じでふざけていると、かなり時間が経ってしまっていた。



残ったパンを早く食べて、歯を磨く。






「事件よりもあの名探偵と空手女王がいつくっつくのかすごい気になってる。」

「それは、分かるわ…」←


．


原作突入遅くて申し訳ないです!!
まだまだ続く予定なので、
もうしばらく幼少期編付き合ってやってください…


駄犬より。

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