突然の・・・ ページ31
久しぶりのプラネタリウム
静まり返った暗闇に
ゆったりとした椅子に体を沈めて
声の良いナレーションを
聞きながら、裸眼では見えない星や惑星の
何とも言えない魅力に
吸い込まれそう・・・
隣にいるお兄さんは少し気になったけど
それ以上に、星に夢中になっていた
************************
西島「うわぁ〜腰痛っ〜」
A「お兄さん、腰悪いもんね」
西島「まぁね、でも綺麗だったね」
A「うん!綺麗!やっぱり好きだなぁ
プラネタリウム」
西島「目がキラキラしてたよ」
A「え?見てたんですか?」
西島「めっちゃ見てるのに全然
気づかないんだもん」
A「やだぁ〜でも、ありがとうございます」
西島「いえいえ、どういたしまして
何か食べよっか?」
A「お礼に私奢ります!」
西島「いいよ!チケットだって
貰い物だし」
A「いつもご馳走様になってばかりだから」
西島「じゃあ・・・うん?ヤバっ!!」
A「うわっっ!」
突然の豪雨
2人、駐車場までダッシュ
助手席のドアを最初に開けてくれるお兄さん
西島「早く乗って!」
A「でも、シートが濡れちゃう」
西島「そんなのいいから早くっ!」
押し込まれるように座らせられ
お兄さんも運転席へと座る
全身、嘘でしょっ!ってくらいのびしょ濡れ
西島「・・・」
A「・・・」
西島「ぷッ!(*´>∀<`*)」
A「ぷッ!ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)」
お互い、あまりの濡れっぷりに
笑ってしまう
A「こんなになったの小学生以来かも」
西島「ホント!なんかウケるね!」
2人で笑い合う
それだけなのに、なんか幸せ
やっぱり私、お兄さんが好き
西島「風邪ひいちゃうね!俺ん家の方が
近いから早く帰ろ」
A「髪も切ったしすぐ乾くよ」
西島「ダァーメ!行くよ!」
186人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はやかわ(プロフ) - んーー!!なになに!展開が予想できなくて最高ですっ。 (2020年10月28日 0時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
tan(プロフ) - はやかわさん» いつもコメントありがとうございます! (2020年10月19日 23時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - 辛い。 妹ちゃん、好きは仕方ないよ!てか、律儀だよっ!!いつも楽しみにしてるので、更新めっちゃありがとうございます! (2020年10月19日 17時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - はぁーー幸せですっ!ありがとうっ隆さんっ、妹ちゃんっ。 (2020年10月6日 13時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
はやかわ(プロフ) - わーー皆とか嬉しい限りですっ!やっっとにっしーが自分から動いてくれたっっ。いつも楽しいです。ありがとうございます。 (2020年10月2日 15時) (レス) id: dd3afb04cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:tan | 作成日時:2020年7月19日 10時