おくれ毛 ページ7
慣れた手つきで
ネクタイを結ぶAさん
A｢杏奈ちゃん、ちゃんと見ててよ！
ここをこうやって、ここを通して
キュッとしめる！わかった？｣
杏奈｢はい、わかりました｣
A｢ん〜、襟立てようかなぁ｣
俺の目の前で、襟を立てたり
ネクタイを緩めてみたり
A｢どう？｣
西島｢ん〜･･･どうだろ｣
2人で鏡を見ながら、色々と試す
たまに香るのは柔軟剤の匂いなのか
それとも、無造作に結んでいる
髪の毛から香るシャンプーの
匂いなのか･･･
A｢ねぇ！聞いてる？｣
西島｢えっ･･･と、ごめん
ぼーっとしてた｣
A｢ぼーっとするなんて珍しいね
昨日休みだったから、まだ仕事モードに
なってないのかな？｣
西島｢･･･そうかも｣
なんだろ･･････今まで感じた事のない
Aさんの色っぽさ
さっきの新人スタイリストと
同じように、今の俺は
顔が紅いかもしれない･･･
変におくれ毛に目がいってしまう･･････
欲求不満なんだな、俺･･･
A｢やっぱり襟小さくして
正解だね！男の色気出るもん･･･
いい感じ｣
西島｢そうだね｣
A｢杏奈ちゃんも、ちゃんとネクタイ結び
練習しとかないとね、彼氏が
サラリーマンだったら結んで
あげられないよ〜｣
詩織｢って事は〜Aさんは
旦那さんのネクタイ結んで
あげてるんですね〜？｣
西島｢･･････｣
河井｢残〜念！Aの旦那は
同じスタイリストだから、自分で
結べるんで〜す｣
詩織｢夫婦でスタイリストなんですか！？
なんかおっしゃれ〜！！｣
河井｢あれ？知らない？
スタイリストのNaokiって｣
杏奈｢知ってるぅ〜！あの有名なスタイリスト！
1度だけ見た事あります！
すんごいダンディーなおじ様って
感じでした！！｣
河井｢おじ様って｣
A｢まぁ、もうすぐ50歳だからね！
杏奈ちゃん達からしたら
おじさんよね｣
渡邉｢めちゃくちゃイケメンだけどね｣
A｢なべちゃんありがと！言っとく｣
西島｢･･･｣
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tan(プロフ) - 美雨さん» ありがとうございます (2020年7月10日 1時) (
レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 孤独・・・【2】のここの部分 休みなのに、またバソコンを これ正しくはパソコンではないんでしょうか？ (2020年7月10日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
tan(プロフ) - チョコラさん» そうですね（笑） (2020年5月12日 21時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
チョコラ - ぶりっ子どうにかなりません？(^言^)ざまぁっていえる展開になってほしいですね (2020年5月12日 19時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
tan(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございます。なかなか更新出来なくてすいません！少しずつですが頑張ります！ (2020年5月12日 0時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tan
| 作成日時：2020年2月15日 9時
