愛の魔法 Part2

幸せという魔法(5) ページ26

西島「Aは？」



A「ん？」



西島「俺に酔ってる？」



A「酔ってる･･･お酒にも･･･たかにも」



その言葉をかわきりに



2人、もつれながら



ベッドへとなだれこむ･･････



西島「今日一日、ずっとイライラした」



私の上に覆い被さりながら



キスをし話し出す･･･



A「･･･わかってる」




西島「わかってない･･･宇野ちゃんと
出かけちゃうわ、帰ってきたと
思ったら、メンバーみんなと
仲良さそうに話してさ･･･」




話しながら、慣れた手つきで



服を剥がされる･･･




A「だって、みんな、たかの仲間でしょ？
仲良くしなきゃって･･･」




肩に口付けをしながら



西島「ここ･･･」



A「えっ？」



西島「日高が触ってた･･･」



A「あれは･･･偶然隣に座ったら
くっついちゃって･･･」



西島「偶然もダメ！それにここも･･･」




うなじをたかの長い指がくすぐる･･･



西島「與がいやらしい目で
ずっと見てた･･･気づかなかった？」




A「そんなの知らないもん･･･」



西島「マッサージは気持ち良かった？」



A「･･･うん」



西島「俺とするより？」



A「それとこれとは･･･」



西島「宇野ちゃんにどこまで
見られたの？」




A「女同士だもん･･･気にせず
着替えたから･･･」




西島「女でも嫌だなぁ〜･･･こんな
綺麗な体見られんの･･･」




A「たかぁ･･･愛してるよ」




西島「ずるいなぁ〜それを言えば
なんでも許しちゃうじゃん･･･」



そう言うと、私の感じる全てを



知り尽くした唇が、指が･･･



そして、とらえて離さない瞳が



私をもっと酔わしていく･･････




この幸せな魔法が一生解けないでほしい



そう願いながら



2人は朝まで愛し合った

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