愛の魔法

看護師 ページ7

A「･･･ってことが
あったの」



沙耶香「やな奴だね〜」



私の愚痴を聞いたくれてるこの子は



看護師の同僚、沙耶香



昨日の事がどうしても悔しくて



つい、話してしまった･･･



･･･ただ、西島隆弘さんと言うことは



伏せて話してる




沙耶香「Aはさぁ、真面目過ぎるんだよ〜
そんな携帯捨てちゃえば
良かったのに」



A「それは出来ないよぉ〜
2人にとっては大切かもしれないでしょ」




沙耶香「だってさぁ、LINEなら
その相手の男性の携帯にも
残ってるんじゃないの？」



A「･･････そうだね」



沙耶香「でしょ？親切で返してあげたのに
怒鳴られて、嫌な思いしてさ」



A「まぁ、でも、彼女が亡くなって
辛いんだと思う･･･」



沙耶香「でもAには関係ないじゃん･･･
あ〜なんか腹立つ」



自分の事のように



ちゃんと話しを聞いてくれる



沙耶香が私は大好き





A「話し聞いてくれてありがと」



沙耶香「もう関わっちゃダメだよ」



A「うん」



沙耶香「むしゃくしゃするから
今日は、飲み行こ！」



A「うん！」




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西島「宇野ちゃん」



宇野「ん？」



西島「ハンカチの汚れ取れないんだけど･･･
なんか方法ない？」



宇野「ハンカチ？」



秀太「女もんじゃん」



西島「･･･なんだよ」



日高「やっとか？」




西島「違うっ！」




日高「そんな怒んなって」



宇野「このハンカチどうしたの？」



俺は昨日の事を



大雑把に話した




浦田「それはにっしーが悪いな」



與「そうや、せっかく親切で
返してくれたのに、それはひどい」



西島「だって携帯の中全部見てさ･･･
彼女が可哀想とか･･･なんで
奈那の事知らない奴に
言われなきゃなんないの」



宇野「にっしー、奈那ちゃんも
天国で怒ってるかもよ？」




西島「奈那は天国になんかいないのっ！
おれのここにずっといるんだから」




秀太「･･･もう、4年だぞ･･･
いい加減、奈那ちゃんを天国に
行かせてやれよ」



そう言いながら、俺の胸を



軽くパンチしてくる秀太･･･



西島「･･････」

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