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冷たい眼差し・・・ ページ5

夜の10時・・・



人の流れは昼間ほどなく



空模様もあやしくて・・・・・・



足取りも重い・・・



ビクビクしながらカフェの前まで



着いたが



中に入るか悩んでいると



PrrrrPrrrrPrrrr---



A『・・・はい』



男性『・・・・おい』



後ろを振り向くと



カフェから出てくる男性・・・



マスクをし、眼鏡をかけ



黒の長いロングコートを着たその男性は



私の手首を掴んだ



A「えっ!?」



男性「こっち来いよ」



A「・・・なんで!?やだ・・・
携帯渡すから」



一瞬、男性は立ち止まり



また歩き出す・・・



てっきり、カフェで携帯の事を



色々聞かれ、潔白を証明して



スッキリして帰れると



思っていたのに・・・・・・



路地裏に連れてこられ



さっきよりも



恐怖が増し、体の血の気が



引いていくのが自分でもわかる・・・




男性「早く携帯渡せよ」



A「あ・・・はい」



震える手でその携帯を渡した・・・



男性「どこで盗んだ?」



A「盗んでなんていません!」



男性「・・・警察に行きたい所だけど」



A「私っ盗んでませんっ!」



男性「・・・・・・」



A「聞いてください!いつも
通る道に、質屋さんがあって
そこにずっと飾られてたバッグが
あって・・・その、えっとそのお店が
閉店SALEしてて」



男性「そこで手に入れたんだぁ」



A「そう!そうなんです!」



男性「いつ考えたの?」



A「はい?」



男性「そんな作り話、いつ考えたんだって
聞いてんのっ!」



A「作り話じゃありません!!」



男性「・・・警察は面倒だから
見逃してやる・・・・・・二度こんなこと
すんなよ」



A「・・・ひどい」



男性「・・・あ?」



A「・・・私、この携帯の女性が
可哀想で、どうにか彼氏さんのもとに
渡したいと思ったから」



男性「・・・可哀想?」



A「病気で亡くなられたんですよね?
彼女・・・」



男性「・・・勝手に見たのかよ」

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設定タグ:西島隆弘 , 魔法 , 恋愛   
作品ジャンル:ファンタジー
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tan(プロフ) - リリィさん» ありがとうございます (2019年3月4日 15時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
tan(プロフ) - 名無し87227号さん» コメントありがとうございます!全部見てくれたなんて凄く嬉しいです。 (2019年2月13日 0時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
名無し87227号(プロフ) - tanさんの作品は全部読ませてもらって、キュンキュンしながら読んでいます!!!これからも応援しているので頑張ってください!!!!! (2019年2月13日 0時) (レス) id: 8ee45c32a5 (このIDを非表示/違反報告)
tan(プロフ) - 由希さん» ありがとうございます! (2019年2月8日 16時) (レス) id: 5c53102006 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 続き早速読みました。続き気になります。 (2019年2月8日 16時) (レス) id: 8944fa1049 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tan | 作成日時:2019年1月26日 13時

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